2007/4/9 00:03
【F1 第2戦】 ホンダ、苦戦するも前向きなレース
第2戦マレーシアGP決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは11位、ジェンソン・バトンも12位でフィニッシュ。
■コメント
ルーベンス・バリチェロ (11位) 「11位フィニッシュは満足できる結果ではないが、昨日の予選と比べると妥当な結果だ。これまで2戦の予選結果は悪かった。しかし、レースペースから考えると、予選で苦しまなければ、ポイント獲得にもっと近づけたはずだ。次のグランプリでは、予選でのパフォーマンスを改善して、さらなるマシンの改善に向け、集中しなければならない」
ジェンソン・バトン (12位) 「予想通りのタフなレースだった。第1スティントはかなりてこずり、どれほどのダメージかはわからないが、スーティルが僕のマシンに接触してきたことがダメージになったと思う。最初の2つのスティント中は、リアのグリップ不足にかなり悩まされた。最後のスティントは、フロントウイングを調節し、ブレーキ配分を前にし、そしてタイヤ圧を減らし、状況改善に取り組んだ。今は12位という結果が精いっぱいだが、昨日の結果を考えると、少しは進歩したと思う」
ジャッキー・エッケラート:Honda Racing F1 Team エンジニアリング・ディレクター 「常に厳しいレースとなるマレーシアで、2台とも信頼性があったし、メカニカルトラブルもなくフィニッシュできた。ルーベンスは、ピットスタートしたにもかかわらず、11台を抜くという力強いレースを展開した。オープニングラップでの接触で、ジェンソンはマシンにいくつかダメージを負ったが、最後のピットストップで調節したことが効果を発揮し、ルーベンスとわずかの差でフィニッシュできた。ジェンソン、ルーベンスともにすばらしい走りを見せ、現状のマシンの実力の中で、最高のパフォーマンスを披露してくれた