2007/2/10 02:58
BMW、新型「BMW 3シリーズカブリオレ」発売開始
BMWは、7年ぶりのフルモデルチェンジとなるニューBMW 3シリーズ・カブリオレの予約受注の受付を、2月9日(金)より開始すると発表した。ニューBMW 3シリーズ・カブリオレは、オープン・カーの爽快感とクーペの快適性を両立することが可能な新開発のフルオートマチック・リトラクタブル(格納式)・ハードトップを採用する。
今回4世代目となるBMW 3シリーズ・カブリオレ。日本に導入するモデルは、高精度ダイレクト・インジェクション(直噴)パラレル・ツイン・ターボ・エンジンを搭載したニューBMW 3シリーズ・カブリオレ335iで、BMW 3シリーズのラインアップ中最も出力、トルクの高いエンジンを搭載する。
ニューBMW 3シリーズ・カブリオレは、BMW 3シリーズのカブリオレとしては初めて、スチール素材のフルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップを装備。リトラクタブル・ハードトップは3分割方式を採用し、屋根全閉時でもBMW 3シリーズ・クーペ同様の美しいルーフ・ラインをカブリオレに持たせている。また、リトラクタブル・ハードトップを装備することにより、BMWの特徴的デザインであるCピラーのリバース・カーブが、初めてカブリオレにも採用された。スチールの剛性を活かしてCピラーが細くなり、先代BMW 3シリーズ・カブリオレよりも後方視界が38%拡大している。(サイド・ウインドー面積も約30%拡大。)
リトラクタブル・ハードトップの開閉は単純なスイッチ操作だけで可能。所要時間はオープンに22秒、クローズに23秒。ルーフがコンパクトにトランクに格納されるため、ルーフ・オープン時でもトランクには210ℓの容量が確保されている(ルーフ・クローズ時のトランク容量は350ℓ)。
標準装備のインテリアに使用されているダコタ・レザーは6色から選択可能で、世界で初めて「サン・リフレクティブ・テクノロジー」を自動車の内装に採用。新開発の「サン・リフレクティブ・テクノロジー」には特殊な顔料を加えられ、レザーが赤外線を反射する。この技術により、直射日光を浴びてもレザーが温度上昇するのを防ぎ、特に色の濃いレザーでは、通常のものと比べて温度上昇を最高20度抑えることができる。さらに上質なレザーのウォークナッパ・レザーを3色オプションとして用意しており、こちらにも「サン・リフレクティブ・テクノロジー」が採用される。
●先代(E46)BMW 3シリーズ・カブリオレ 330Ciからの主要追加装備
メカニズム/安全性
・フルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップ
・アクティブ・ステアリング
・6速オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付)
・PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リヤ、ビジュアル表示機能付)
・アダプティブ・ヘッドライト(コーナリング・ライト付)
・DSC/ダイナミック・スタビリティ・コントロールの拡張機能
・クルーズ・コントロールのブレーキ機能
・ランフラット・タイヤ
エクステリア
・ ヘッドライト・ウォッシャー
・ ドア・ハンドル照明
・ ソフト・クローズ(トランク・リッド)
インテリア
・サン・リフレクティブ・テクノロジー採用のレザー・インテリア
・電動ランバー・サポート(運転席&助手席)
・フロント・センター・アームレストの分割スライド機能
・カブリオレ・モード、前席左右独立調節および後席温度調節機能付オートマチック・エア・コンディショナー
・CDプレーヤー&CDチェンジャー
・オーディオの外部入力端子(AUX IN 端子)
●メーカー希望小売価格: 7,830,000円(消費税込み)