2007/1/24 20:32
三菱、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」 2007年ダカールラリー優勝報告会
2007年ダカールラリー(正式名称:ユーロミルホー・ダカール2007)で、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」が、7年連続12回目の総合優勝を獲得し、「2007年ダカールラリー優勝報告会」が開催された。
2007年ダカールラリーは16日間にわたって競技が開催され、総走行距離7,915km、うちSS(競技区間)は14箇所で合計4,309kmに及んだ。
今回、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」は走行途中でクラッチトラブルが発生したが、短時間で交換したため、大きな影響になることはなかった。
インタビューで増岡浩選手は、「砂丘を走行中、埋まってしまった時は辛かった。スペアタイヤは4本積んでいたが、5回パンクして、スペアタイヤ無しで走行した時は不安だった。しかし、守って勝つレースになると信じていたので優勝できて良かった。」と話した。
デリカ D5を運転した田口勝彦選手は、「山岳地帯や川沿いの荒れた道も走行してきた。優勝に貢献できて嬉しい。チームのまとまり、個人の成長力などがあったと思う。」と嬉しそうに話す。
最後に、ドミニク・セリエス監督は、「難しいラリーだった。しかし、1-2位フィニッシュできたのは皆さんのおかげ。」と締めくくった。
※写真左上から
増岡浩選手、三菱自動車工業(株)社長 益子 修氏、ジャン-ポール・コトレ選手、ステファン・ペテランセル選手、ドミニク・セリエス監督
写真左下から
田口勝彦選手、三菱自動車工業(株)モータースポーツ部長 中山 修氏、三菱自動車工業(株)エンジニア 幸田 逸男氏