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業界ニュース・自動車ニュース 2007/1/19 12:04

フォルクスワーゲン、新型「ゴルフGT TSI」発売

フォルクスワーゲンは、フォルクスワーゲン ゴルフに、世界初の直噴ツインチャージャーエンジンを搭載する新型「ゴルフGT TSI」を設定し、2月6日(火)より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて発売する。

新型「ゴルフGT TSI」は、2004年6月から販売している、ゴルフの最量販スポーティモデル「ゴルフGT」(2.0FSI : 2リッター直噴エンジン搭載)の後継車種として導入される。「ゴルフGT TSI」に搭載するTSIエンジンは、高出力と低燃費という、相反する要素を高い次元で両立する革新的なガソリンエンジン。スーパーチャージャー(S/C)とターボチャージャーという2つの過給機を、圧縮比が高く効率の良い直噴エンジンと組み合わせた結果、2.4リッターエンジンに匹敵する170PS/240Nmの性能と、ゴルフシリーズ歴代最高のリッター当たり14km(10・15モード)の燃費を、1.4リッターの排気量で実現した。

先行して販売が始まっている欧州では、TSIエンジンは既に各方面より高い評価を受けている。自動車用エンジンの評価において世界的に権威ある“2006 インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー”(英)の「Best New Engine」をはじめ、ポピュラーサイエンス誌(米)の「Innovation Award」やauto motor und sport誌(独)の「Paul Pietsch Prize」など、世界でも最も高く賞賛されているエンジンの一つとなっている。

「ゴルフGT TSI」に組み合わされるトランスミッションは、フォルクスワーゲン独創のDSG。マニュアルトランスミッションと同等の効率を持ち、オートマチックトランスミッションのイージードライブを実現したトランスミッションの採用により、素早くダイレクトでシフトショックの無い伸びやかな加速を誰でも簡単にお楽しめる。また定評のある高剛性ボディと高性能なエンジンによって実現した、スポーティな走りを支える足回りには、ベースとなるゴルフE比-20mmのスポーツサスペンションと、225/45R17の高性能ロープロファイルタイヤを採用。ステアリングから手を離さずに変速が可能なパドルシフトとの相乗効果によって、ドライバーは「ゴルフGT TSI」を意のままに操ることが可能となる。

「ゴルフGT TSI」専用装備として、外装には大型エアインテーク採用のフロントバンパー&スポイラーや前後にGTバッジを備え、内装には専用のファブリックパターンを採用したフロントスポーツシート、黒い光沢のデコラティブインサートパネル、そして、S/C&ターボの稼動を知らせるブースト計を装備。

新型「ゴルフGT TSI」の価格(税込み)は、3,050,000円(旧型ゴルフGT比+30,000円:2007年1月現在)と仕様向上分に対して価格上昇を抑えた競争力の高い価格設定となっている。

フォルクスワーゲンは、TSIエンジンをゴルフクラスのガソリンエンジンの将来の主力エンジンに位置づけ、今回発売する「ゴルフGT TSI」を皮切りに、今春にはゴルフ トゥーランに140PS仕様のマイルドバージョンを、また、他のゴルフシリーズ車種にも順次採用を拡大し、より多くのお客様に高性能と低燃費の両立という新しい価値を提供していく。



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