2007/1/12 21:34
トヨタ、プリウスを一部改良
トヨタは、プリウスを一部改良して、2月1日より発売する。
今回の改良では、エンジン直下の触媒の性能向上、車両床下の触媒追加、エンジン制御コンピューターの改良を実施することで、排出ガス浄化性能を一層向上させている。
これにより、国土交通省が昨年11月に告示した2008年10月以降の新型車、2010年9月以降の継続生産車・輸入車に適用される新しい排出ガス試験モード(JC08モード)の冷間時の新測定モードに対応した、国土交通省の低排出ガス車認定制度における「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を、いち早く取得している。
さらに、同時に告示された高度な車載式故障診断装置(OBD:On-Board Diagnostic system)の義務付けにも、従来のOBDに、触媒などの排出ガス発散防止装置の性能劣化を自動的に検出して運転者に知らせる機能を追加することで、いち早く対応し、環境性能に一段と配慮している。
また合わせて、パーキングブレーキの戻し忘れ警告ブザーも追加設定した。
同時に、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施している。
なお、価格は据え置いている。