2006/11/27 18:25
メルセデス・ベンツ 新型CLクラスを発売
ダイムラー・クライスラーは、7年ぶりにフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツの最高級ラグジュアリークーペCLクラス、「CL550」 「CL600」を発売する。
メルセデス・ベンツCLクラスは、エレガントさとダイナミックさが美しく調和したスタイリングと、メルセデス・ベンツの最先端テクノロジーを駆使したトップレベルの走行性能と、快適性、安全性を兼ね備えた最高級ラグジュアリークーペ。
スタイリングは、優雅に弧を描くルーフラインとシャープなサイドキャラクターラインがコントラストを織り成す一方で、メルセデス・ベンツ クーペの伝統である、前から後ろまで連続した開口部をもつ開放的なピラーレスサイドウインドウや、繊細なCピラー、大きな曲面を描くリアウインドウが、独特の存在感と優美さを強調。ボディサイズは従来モデルに比べ、全長で+75mm、全幅で+15mm、全高で+20mm拡大するとともに、ホイールベースも+70mm拡大し、室内空間にさらなるゆとりをもたらすとともに、トランク容量も40リットル拡大している。
インテリアは、きめ細かくしなやかなセミアニリンレザーシートや、深みのある光沢のウッドパネル、アルミやクロームを随所にあしらったスイッチ類やトリミングが、贅を尽くした上質で快適な雰囲気。また機能面では、視認性に優れる8インチ高精細ワイドディスプレイを使用したメーターパネル、最先端の人間工学特性に基づいて設計されたダッシュボードやドアパネルのスイッチレイアウトにより、ドライバーのストレス軽減を図っている。さらに、HDDナビゲーション、オーディオシステム、パーキングアシストリアビューカメラなどの多彩な機能操作を、アームレスト前部のダイヤル式コントローラーに集約した「COMANDシステム」を採用している。
「CL550」には、ゆとりのあるパワー/トルクと、シャープなフィーリングが定評の新世代5.5リッターV型8気筒DOHC 4バルブエンジンを搭載するとともに、先進の電子制御式7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC Sport」とあいまって、すぐれた走行性能と静粛性、燃費経済性、そして低エミッションを実現。また「CL600」には、最高出力380kW(517PS)、最大トルク830N・m(84.6kgm)の強大なパワー/トルクを発生する5.5リッター ツインターボチャージャー付V型12気筒エンジンを搭載し、圧倒的な動力性能と、12気筒ならではの静かで滑らかなフィーリングを兼ね備えている。
サスペンションは、「CL 550」、「CL 600」ともに、定評ある電子制御式油圧サスペンション ABC(アクティブ・ボディ・コントロール)にいっそう磨きをかけ、最高級ラグジュアリークーペにふさわしい極めてスムーズな乗り心地と、優れた操縦安定性を両立。安全面では、「PRE-SAFE(プレセーフ)」、「アダプティブブレーキ」など多彩な安全装備を採用するとともに、メルセデス独自の先進の安全コンセプト「PRO-SAFE(プロセーフ)」を導入し、安全性をさらに高めた。また、夜間走行時に赤外線映像を用いて進行方向の障害物を早期に発見できるナイトビューアシストを標準装備している。
■メーカー希望小売価格(税込)
メルセデス・ベンツ CL550 \15,200,000
メルセデス・ベンツ CL600 \19,700,000