2006/8/29 15:40
三菱、『ランサーエボリューションIX MR』を発売
三菱自動車は、4WDスポーツセダン『ランサーエボリューションIX MR』(GSR/RS、\2,856,000〜\3,622,500、消費税込み)及び4WDスポーツワゴン『ランサーエボリューションワゴン MR』(GT/GT-A、\3,412,500〜\3,486,000、消費税込み)を、8月29日(火)から全国の系列販売会社より発売する。尚、車名に冠した「MR」とは、Mitsubishi Racingの略であり、同社の最高峰スポーツモデルに与えられる名称で、同車種で冠するのは04年2月に発売した『ランサーエボリューションⅧ MR』以来、2度目となる。
『ランサーエボリューション』は92年10月に初代が登場して以来14年目を迎えるが、今回のセダン及びワゴンの両モデルは、オンロードでのスポーツドライビングに特化させた第3世代の集大成モデルという位置づけであり、名機と称されてきた4G63型2L DOHCインタークーラーターボエンジンを搭載する最終モデルとなる。エンジンではターボチャージャーなどを改良していっそうレスポンスを高めたほか、EIBACH(アイバッハ)社製スプリングを従来のBILSTEIN(ビルシュタイン)社製ショックアブソーバーと組み合わせた上でローダウンも含めたチューニングを実施。さらにスーパーAYCの制御をよりスポーティな方向にチューニングすることで、特にオンロードでのスポーツドライビング時の運転操作に対して忠実で優れたハンドリング性能を実現。"意のままの操縦性"と"卓越した安定性"を追求するオール・ホイール・コントロール(AWC)思想を、いっそう推進している。
『ランサーエボリューションIX MR』は、6速マニュアルトランスミッションを搭載して日常走行からスポーツドライビングまで快適に対応する「GSR」、5速マニュアルトランスミッションを搭載してモータースポーツ競技に必要な装備のみ標準装備としてメーカーオプションを充実させた「RS」の2グレードの設定とし、『ランサーエボリューションワゴン MR』は、6速マニュアルトランスミッションを搭載してスポーツドライビングを心ゆくまで楽しめる「GT」、スポーツモード付き5速オートマチックトランスミッションを搭載してイージードライブからスポーツドライビングまで幅広く対応する「GT-A」の2グレードの設定とした。