2006/8/28 16:42
【F1 第14戦】フェラーリ、マッサがF1初優勝
トルコGP決勝レースで、フェラーリは、フィリペ・マッサが自身初となるF1優勝をポールツーウィンで飾った。
■コメント
フェリペ・マッサ (1位) 「今日は特別な日で、一生忘れることはないだろう。初優勝をフェラーリで達成できたことは歴史的なことで、僕を支えてくれた家族、ガールフレンド、友達、みんなが後押ししてくれた。チームは素晴らしく優勝できるマシンを与えてくれた。すごく感動してし嬉しかった。レースは良いスタートが切れてバランスもとても良かった。スタート後、ミハエルとフェルナンドのポジション争いが見えたけど、僕は彼らとギャップ広げることができた。セーフティカーが入りピットインした後も、マシンの調子は良く、レース中トップを譲ることがなかった。フェラーリをドライブすることも、F1で初優勝するのも夢だったから、今日は特別な日になった。チャンピオンシップはまだ4戦あり、両タイトルも狙えると思う。」
ミハエル・シューマッハ(3位) 「まず、今日素晴らしい仕事をして優勝に相応しい走りをしたフェリペにおめでとうを言いたい。今週末、昨日の予選と今日のレースで僕には運がなかった。第2スティントは金曜日と比べて、なぜかマシンの調子が良くなかった。28周目の8コーナーでミスをしなくても、マシンはナーバスで、燃料をたくさん搭載しても変化しなかった。特にこの区間では、タイヤ性能が他と比べて十分でなく、タイヤの異常磨耗も発生した。終盤、ライバルがミスをしないかチャンスをうかがっていた。今日、2ポイント失い、12ポイントの差になったがドライバータイトルを取れると信じている。」
ロス・ブラウン テクニカル・ディレクター 「週末、常に見事な走りをしたフェリペが本当に素晴らしい結果になって良かった。彼自身とマシンを仕上げたエンジニアやメカニックにおめでとうを言いたい。良いペースで走行し、セーフティカーが導入されても何も問題はなかった。セーフティカーがいなくなってからミハエルのレースが悪い方向に向かったことは残念だった。マシンは十分に早くブリヂストンタイヤも素晴らしので1-2できると思っていた。ミハエルの状況を改善しようと努力したが、2セット目のタイヤが磨耗し、第2区間でプッシュできずに、アロンソとのギャップを縮めることができなかった。でもまだ自信はあるしすべての要素が我々に味方をしているので、両タイトルを取るために最後まで戦い続ける。」
ジャン・トッド チーム監督 「フェリペは素晴らしい走りで自身の初優勝してとて嬉しい。今日、1-2でフィニッシュできる可能性があったが、14周目のセーフティカー導入でチャンスを逃してしまった。100%のポテンシャルを発揮せずに1位と3位の結果に満足できないが、今後のレースで成功する可能性を確信できた。モンツァとヨーロッパ以外の3ヶ国で、テクニカルパートナーのブリヂストンやシェルと共にあらゆるマシンの改良をして、両タイトルを獲得するよう努力していく。」