2006/8/23 15:38
富士通テン、ECLIPSE 車載用地上デジタルテレビチューナ「DTV106」発売
富士通テンは、カーAV&ナビゲーションシステム「ECLIPSE」から、12セグ放送とワンセグの受信に対応した地上デジタルテレビチューナ「DTV106」を9月上旬に発売する。
「DTV106」は、前モデル「DTV105」で好評のフロント+リアの4chダイバシティアンテナを継続し、走行状況にかかわらず広範囲で安定した受信を可能にしている。また、今モデルからワンセグ受信機能を搭載し、受信状況により12セグ放送と、受信範囲が広いワンセグを自動的に切り替えることで、さらに広い範囲で地上デジタルテレビ放送が楽しめる。
また、チューナ本体を小型化し市販業界最薄のサイズにすることで、本体をシート下などに設置しやすくしています。リアアンテナにはフィルムアンテナを採用、取り付け易さに加え、車のリアフォルムを崩さず地上デジタルテレビ放送を安定した受信で楽しめる。
■ 市販業界唯一の4chダイバシティアンテナ採用により、安定した受信を実現
走行中に刻々と変化する、自動車特有の過酷な受信状況でも安定した受信を実現するため、フロント2ch+リア2chのアンテナを取り付ける4chダイバシティアンテナシステムを採用。また、4つのアンテナからの信号を制御し、安定した受信を実現する制御ICを独自開発することで、最適な受信システムを構築、高い受信感度を確保している。
■ 12セグ放送+ワンセグ受信対応
受信状況に合わせて12セグ放送とワンセグを自動で切り替える。また、12セグ放送からワンセグへの切り替えの際に、独自のアルゴリズムを用いることにより、ブロックノイズの発生を抑え、スムーズな画面切り替えを実現している。
■ 前モデル「DTV105」体積比50%減、市販業界最薄(28mm)の小型化により設置性が向上
チューナ本体を小型化することで本体をシート下などにスマートに取り付け可能。小型化を図りながらも理想的な回路パターンを実現するため、アナログ回路基板とデジタル回路基板を分離し、回路間の干渉やノイズの低減を実現している。
■ 汎用性を高める2系統の映像出力
別売りの汎用キット「DTVR10」を使用する事で、VTR入力をもつ04年10月以前発売のECLIPSEナビ、他社製モニター(RCAもしくはS端子)との接続も可能にしている。