2006/7/13 20:32
グッドイヤー、ハイブリッド・スタッドレスタイヤ「ICE NAVI ZEA」新発売
日本グッドイヤーは、基盤技術「ハイブリッド・テクノロジー」を採用したスタッドレス・タイヤ「ICE NAVI ZEA」を8月1日より新発売する。
「ICE NAVI ZEA」は、当社の基盤技術であるハイブリッド・テクノロジーから、氷に強い最新の素材(バイオトレッド、パワフルグラス等)や、雪に効く最新のパターンデザインを採用し、「氷雪上性能の更なる向上」を実現。また、ブロックのサイプ部分に高いロッキング効果を発揮する「新・密着構造」のZEAブレードを採用したことにより、氷結路、雪上路、ドライ路と、路面を選ばない安心の操縦安定性を実現した。 長期間スタッドレス・タイヤで過ごす降雪地区のユーザー・車両だけでなく、ドライ路走行が多い都市部のユーザー・車両にも最適となっている。
サイズは、合計70サイズ(12〜19インチ、偏平率80〜40、一部サイズは10月発売)の展開となる。価格はオープン価格。
■「ICE NAVI ZEA」の特徴 1、チューンしたひっかき媒体「パワフルグラス」の採用で、氷結路での高いグリップ性が向上。
2、新パターンの採用で、雪上路での力強いトラクションを実現。
3、「新・密着構造」で、氷結路、雪上路、ドライ路と、全の路面で操縦安定性が向上。
■「ICE NAVI ZEA」に採用された「ハイブリッド・テクノロジー」の一部紹介 1. 新ひっかき媒体、「パワフルグラス」
従来品より使用していた引掻き媒体のグラスファイバーを、3倍のサイズにチューニングして採用。この「パワフルグラス」は、氷結路での路面に対するひっかき効果を向上させ、高いグリップを発生。また、主成分は自然石の石英等と同じであるため、摩耗後も自然に回帰する、優れた素材。
2. 3次元立体サイプ、「ZEAブレード」
各ブロックに刻まれたサイプには、Z形状の「ZEAブレード」を採用しました。サイプのロッキング効果により、ブロックの倒れこみを抑えて、トレッド全体を路面に密着。優れたコンパウンドやパターンの威力を余すことなく発揮させ、ドライ路ではしっかりとしたハンドリングとともに、偏摩耗の抑制にも効果がある。
3. トウモロコシを使った、「BIO-TRED」
天然原料をべースに開発された新素材「バイオトレッド」は、グッドイヤーのR&Dセンターで開発。バイオトレッドはコーンスターチから採れるバイオフィラー(ゴム補強材)を採用したトレッドコンパウンド。バイオフィラーは分子の柔軟性に富むという特徴から、路面への密着力が強いコンパウンドを実現した。
4. タイヤをさらに使いやすく、「ユニバーサル・デザイン」
タイヤのサイドウオールには、サイズが一目で解るアイコンをデザイン。またスノーインジケータや、ウエアーインジケータの確認位置もユニークなアイコンでわかりやすく表示。さらに空気圧管理を推奨するアイコンなども装備し、タイヤの管理に不慣れなユーザーにも使いやすいタイヤに仕上がっている。