2006/2/1 16:36
日産、【ジュネーブMS】出展内容
日産は、ジュネーブモーターショーに、コンセプトカーの「テラノート」、「ピボ」などを出展する。
「テラノート」は、アドベンチャースピリットをテーマとした四輪駆動車。科学者、地質学者、考古学者のような学者、あるいは、冒険家たちが、非常に苛酷な環境を走行したり、そのような環境下でコンピューターを使用して仕事をするといった状況を想定したコンセプトカーである。
3人乗りの室内には、リヤにコンピューターのキーボードが組み込まれた回転シートが装備され、 車内のさまざまなワークステーションへのアクセスを可能にしている。グラスルーフをもつ「研究室」のようなキャビンは、助手席側のドアは1つだけとなっている。一方、運転席側はBピラーレスで、大きな開口部により、乗降を容易にしている。
グッドイヤー製の19インチ専用タイヤは、悪路走行時には、自動的にタイヤ圧を調整し、オフロード用のタイヤへと変形する。
本モデルのデザインを担当した、ニッサンデザインヨーロッパ(ロンドン)のアシスタントチーフデザイナーであるFelope Roo Clefasは、「テラノートは、世界中どこででも、車の中で観測と通信ができるようにデザインされている。」と述べている。
なお、今回のショーには、「テラノート」に加え、2005年東京モーターショー出展の「ピボ」、量産車の「ムラーノ」、「350Zロードスター」、「パスファインダー」、「ナバラ」、「マイクラC+C」、「ノート」などが出展される。