【車なご図鑑】日産「シルビア」

シルビアってこんなクルマ

【車なご図鑑】シルビア

「シルビア」は日産がかつて販売していたスペシャリティクーペです。

1964年の初代モデルの登場以来、ドライバー主体の2+2クーペという立ち位置、走りの楽しさを追求したFRのレイアウトを守り続けてきました。また、無駄を削ぎ落とした直線基調の造形、一目見ただけで速さを感じさせるクーペスタイルのボディも、歴代モデルに共通の特長と言えます。

シルビアの車名の由来は、ギリシャ神話に登場する清楚な乙女の名前。そのイメージを現代の感覚で再解釈し、最も“魅力的な車”という意味が込められています。

車なごコレクションに登場しているのは1999年に登場した7代目モデルで、通称「S15」と呼ばれています。事実上これが最後のシルビアになります。

それまでの伝統を受け継ぐ、直線的で力強いデザインのボディに、2リッター直列4気筒インタークーラーターボエンジン「SR20DET」を搭載しています。その最高出力は250馬力に及び、軽量で高剛性なボディと合わせ、軽快な運動性能を発揮しました。

ドライバーの目の前に3連メーターが鎮座するスポーティな内装は、ピラー部分にブーストメーターを埋め込むなど、ドライバーの気持ちを高揚させるもの。シートもホールド性の高いものが採用され、スポーティな走りを予感させるものでした。

よく知られた2ドアクーペ以外に「シルビアコンバーチブル・ヴァリエッタ」という4人乗りオープンモデルも設定されていました。こちらは電動で開閉するメタルトップを備えており、クローズド状態での快適性や耐候性も高いレベルで守られていました。

長きにわたってスペシャリティ・クーペの魅力をストレートに体現しつつ、時にオープンモデルのような変化球も送り出してきたシルビア。車なごの世界ではどのように描かれるのでしょうか。

シルビア「車なご」キャラクター解説

【車なご図鑑】シルビア
【車なご図鑑】シルビア

 2015年12月に行ったアンケートで「好きな車なごNo.1」に選ばれたシルビアちゃん。アンケート結果を見てみると、幅広い年代で人気でした。投票していただいた皆さん、ありがとうございました!

さてシルビアちゃん、一番気になるのはうさぎのぬいぐるみですよね。これは日産ブランドの車なごがウサギモチーフをつけていることにも関係があるのですが、前身である「DATSUN」に由来しています。この「DAT」は、3人の出資者の頭文字を取ったものです。ではなぜ「脱兎」なのかというと、DATSUNのさらに前「快進社」の時代に開発され、国産自動車の先駆けとなった「ダット自動車(=脱兎号)」に由来しています(笑)

かなりひねりましたが、他のキャラクターでも、メーカーの歴史や出身に由来するネタが隠れていたりしますので、機会があれば探してみてください。

さて、シルビアちゃんの話に戻りましょう。

「脱兎の如し」というフレーズがうさちゃんのおなかに描かれています。これのもとは「始めは処女の如く 後は脱兎の如し」という中国の故事です。まさに、スポーティーなデザインと走りで人気だったシルビアにはぴったりの意味ですね!

ギリシャ神話の女神の名を由来にもつシルビアちゃん。歴代や姉妹車のモデルも人気が高いので、今後の登場が楽しみですね!

車なごコレクションとは?

車なごコレクション

今回紹介したキャラクターが登場する『車なごコレクション』は、実在する車を擬人化したスマートフォンアプリです。豪華声優陣が彩るフルボイスも要チェック!登場する車種は150種類以上!

車なごコレクション公式サイト

車なごは「クルマの擬人化」をテーマに、それぞれの車種が持つ歴史や販売当時のイメージ等を含めて、セリフやデザインを組み立てています。イラストとゲームだけでは語りきれないクルマの良さは、ご自身の目で見て、肌で感じて、クルマと車なごの両方を好きになっていただけたら嬉しいです。

▼前回記事はこちら!

【車なご図鑑】トヨタ「プリウス」

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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