ヤマハ、国内初となる“BLUE CORE エンジン”搭載の「NMAX」を発売

ヤマハ「NMAX」

ヤマハ発動機は、水冷4ストローク SOHC・4バルブ 124cc・FIの『BLUE CORE エンジン』を“MAXシリーズ”のDNAを受け継ぐ「NMAX」に搭載し、3月18日より発売開始する。

「NMAX」は、“Global Prestige City Commuter”をコンセプトに、欧州や日本で人気の「TMAX」、および欧州向け「XMAX」など、MAXシリーズのスタイルと走りの良さを原付二種(125ccクラス)に展開したモデルである。国内モデルとして初めて“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化した『BLUE CORE エンジン』を搭載。またABSも標準装備している。

製造は、同社のグループ会社 PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing (YIMM)が行う。

BLUE COREエンジン

“BLUE CORE”思想に基づき、高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスし開発したエンジンを搭載した。

【主な特徴】

(1)VVA(可変バルブ)機構

エンジンの高燃焼効率に貢献しているのが、VVA(可変バルブ)機構である。吸気バルブの作動を、低中速側と6,000r/min以上の高速側で切り替えるもので、トルク特性と燃費に貢献させ、高速域では心地よい加速感をもたらす。混合気のタンブル促進を図るポートと燃焼室、FIセッティング等との効果が相まって“走りの楽しさ”を支える。

(2)冷却性とスペース効率に優れたラジエター

シリンダーには「DiASil(ダイアジル)シリンダー」(オールアルミ製)を採用、優れた放熱性と軽量化に貢献する。

高い冷却性はスペース効率を追求しながら達成している。小型ラジエターとクーリングファンをエンジン右側に、ウォーターポンプは左側に配しボディをコンパクト化、広いフットスペースを確保した。

ラジエターは水温に応じた冷却水循環を行う“バイパス式サーモスタット”方式とし、暖機時間も短く燃費性に貢献している。

(3)ロス馬力低減を図るオフセットシリンダーなど

シリンダー中心とクランクの中心を僅かにオフセットさせることで、サイズ増や重量増を避けながら摩擦ロスを低減するオフセットシリンダーを採用した。そのほか、ローラーロッカーアーム、小型ACMなど、随所にロス低減設計を図り燃費特性に貢献させた。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる