オーテックジャパン、デイズに初の「ボレロ」を設定
日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、「デイズ」のマイナーチェンジにあわせ、カスタムカー「ライダー」、および、「ライフケアビークル」シリーズをマイナーチェンジして10月22日より発売した。
さらに新商品「ボレロ」を設定し、12月24日より発売を開始する。
今回のマイナーチェンジではベース車と同様に、これまでメーカーオプション設定のみとなっていた「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、一部グレードではメーカーオプション設定となっていた「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」などの安全装備を全車に標準装備とした。
さらに先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさをルームミラー背面のウィンドシールドに設置したカメラのセンサーで認識し、車速などの諸条件によりハイビームとロービームを自動で切り替える「ハイビームアシスト」を「ライダー」およびハイウェイスターをベースとした「ライフケアビークル(LV)」に採用。
また、赤外線(IR)を約70%カットするIRカットガラスを新採用し、強い日差しの赤外線による肌のジリジリ感を抑制し、紫外線(UV)を約99%カットする好評のスーパーUVカット断熱機能とあわせて、快適なドライブをサポートする。
パワートレインでは全車の燃費が向上したことで、ベース車同様、全車、減税措置を受けることができる。
日産デイズ「ボレロ」
「ボレロ」は、個性的で愛着のあるエレガントなスタイルを特徴としたカスタムカーで、1997年に「マーチ」をベースに発売して以来、好評を得ている。
今回そのスタイルを継承し、「日産デイズ」をベースに「ボレロ」を設定した。
エクステリアには、歴代の「ボレロ」でも特徴となっていた、メッキ加飾をあしらったフロントグリルを採用。丸みを帯びたデザインの専用フロントバンパーとともに、可愛らしくておしゃれな雰囲気を演出した。また、ボディカラーは10色を設定し、色選びの楽しさも提供する。
インテリアは、シャルドネホワイトとマルサラレッドでカラーコーディネートしたレザー調シートを採用したほか、運転席、助手席の両席にバニティミラーを装備し、上質かつ、同乗者とともに居心地の良さを感じられる空間とした。
さらに、フロントスタイルにアクセントを加えるフロントバンパーアッパーモールや、ボディカラーとのコーディネートを楽しめるホイールカバーデカールなどを専用ディーラーオプションとして設定した。
日産デイズ「アンシャンテ」
乗り降りをサポートする機構を備えた、以下の2タイプを設定した。
●アンシャンテ 助手席スライドアップシート(昇降シート車)
助手席が車両の外側に電動で回転・昇降することで、車への乗り降りが容易な車両。「デイズ」の広く快適な室内空間とゆとりのあるドア開口高で、背の高い方でも頭上を気にせず安心して乗り降りが可能となった。
●アンシャンテ 助手席回転シート(回転シート車)
簡単な手動操作で助手席を車両の外側に回転することで、車への乗り降りが容易な車両。
乗り降りの際にかがんだり体をひねる等の負担が軽減され、高齢者や和服での乗り降りがしやすい。
また、福祉施設の送迎に適した乗降グリップをセット装着した「送迎パッケージ」をオプションとしてJグレードに追加設定した。
デイズ「アシストグリップ付車」
より便利なアシストグリップを助手席用に装着し、乗降時の利便性の向上や乗車中の姿勢保持のしやすさを実現する以下の2タイプを設定した。
●アシストグリップ付車 乗降グリップ
助手席側Aピラーにグリップを追加した車両で、乗降時の利便性を向上させた。体を支えながら助手席の乗り降りをすることが可能となる。
●アシストグリップ付車 つり革グリップ
助手席左上の通常のグリップの場所に輪形状になったグリップを装着した車両で、グリップを握るだけでなく手を通すことでも、乗車中の姿勢保持が可能となる。
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