国内初!フォーミュラEが六本木の街を激走!
FIA(国際自動車連盟)の管轄する国際モータースポーツの新たなカテゴリーとして、2014年よりスタートした電気自動車レース「フォーミュラE」が8月23日(日)、六本木けやき坂通りにてデモ走行を行うことが明らかとなった。
デモ走行は、「六本木ヒルズ盆踊り2015」イベント内のスペシャルコンテンツとして開催される。フォーミュラEが日本の公道を走行するのは今回が初の試みということもあり、注目が集まっている。
当日はゲストスピーカーとして、アレハンドロ・アガク氏(フォーミュラEホールディングス・CEO)、古屋圭司氏(衆議院議員/自民党モータースポーツ振興議員連盟・会長)、鈴木亜久里氏(チームアグリ・プレジデント)、山本左近氏(レーシングドライバー)が登場する予定だ。
フォーミュラE
2014年よりスタートした「フォーミュラE」の初年度は、北京、マイアミ、モナコ、ベルリン、モスクワ、ロンドン等、世界の10都市を転戦し、レースは全て大都市の市街地で開催されている。
既存のモータースポーツの価値観を覆す試みが多く盛り込まれており、新たなモータースポーツ・エンターテイメントとして世界中で人気を博している。
【特徴】
(1)レースは全て大都市の市街地
市街地レースの利点を生かして、世界の都市の景観を体感することができる。
(2)世界の一流チームが多数参戦
世界一流の10チームが参戦。自動車メーカーをはじめ、注目のプロジェクトが多数発進している。
(3)エネルギーマネジメント戦略
ドライバーは、レース中に1回ピットインし、セカンドカーに乗り換える。乗り換えのタイミングは、バッテリー使用量などの戦略次第。フォーミュラEは、単純なスピード競争ではなく、エネルギーマネジメント能力も問われるレースである。
(4)オーバーテイクシステム「FAN BOOST」
観客や視聴者はネット上で、お気に入りのドライバーに投票する。得票上位3名のドライバーには、レース中にエキストラパワーを使える権利が与えられる。これは、モータースポーツの観戦スタイルを根底から覆す、新しい応援システムである。
(5)ダンスミュージック
全大会において、コースサイドにDJブースを設けている。サーキットがフェス会場を兼ね、観客は「レース」と「音楽」を同時に楽しむことができる。
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