【MotoGP 第9戦】マルケスが独走優勝!ドイツGPを6年連続で制す!
『MotoGP 第9戦 ドイツGP』の決勝レースがザクセンリンクサーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が後続を大きく引き離して独走優勝。2010年に125ccクラス(当時)でポールトゥウィンを達成して以来、当地では負け知らずの6年連続優勝を挙げた。
2位には、チームメイトのダニ・ペドロサが入り、持ち味の高い安定感を発揮しマルケスから2.226秒差でチェッカー。3位はペドロサから3秒後にゴールしたバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ MotoGP)という結果になった。
MotoGP年間総合優勝を達成した2013年や2014年と同様に、今年もポールポジションスタートで決勝日を迎えたマルケスは、レース序盤こそホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ MotoGP)に先行を許して2番手につけたものの、5周目にトップを奪うと、以後は周回ごとにリードを広げ、全30周のレースを終えて今シーズン2回目となるトップチェッカーを受けた。
後続との差を広げる過程で、マルケスは10周目に1分21秒530を記録して、ダニ・ペドロサが2011年に記録したサーキットレコードラップ1’21.846を大幅に更新。同レースでペドロサが叩き出した41分01秒087という総レースタイムでも、既存レコード41分12秒482を11秒以上も塗り替える新記録となった。
シリーズランキング1位のロッシが2位ロレンソとの差を開きにかかる!
今日のレース結果により、16ポイントを獲得して179点となったロッシは、ランキング2位につけるロレンソとの差を13点に広げた。
ランキング3位は、今日のレースで5位に入って118点となったアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・チーム)がつけている。
3週間のサマーブレイクを挟み、第10戦インディアナポリスGPはアメリカ合衆国のインディアナポリスモータースピードウェイで開催。フリープラクティス1回目は現地時間8月7日(金)の午前9時55分にスタートする。
マルク・マルケス-レプソル・ホンダ・チーム-優勝
「今回のレースウィークでは、ミディアムコンパウンドのフロント用タイヤがいいフィーリングだったけれども、決勝ではレース終盤のことを考えてハードコンパウンドで挑むことにした。レーススタート直後から良い調子で走ることができた。今回は金曜の朝から好調で、優勝を飾って気分良くサマーブレイクを迎えることができる。まだ改善の余地はあるので、そこを良くしていけばシーズン後半はさらに力強く戦えると思う」
リザルト
(1)#93 マルク・マルケス (レプソル・ホンダ・チーム)
(2)#26 ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)
(3)#46 バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
(4)#99 ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
(5)#29 アンドレア・イアンノーネ( ドゥカティ・チーム)
(6)#38 ブラドリー・スミス(モンスター・ヤマハ・Tech 3)
(7)#35 カル・クラッチロー( CWM・LCR・ホンダ)
(8)#44 ポル・エスパルガロ(モンスター・ヤマハ・Tech 3)
(9)#9 ダニロ・ペトルッチ(オクト・イオダ・レーシングチーム)
(10)#41 アレックス・エスパルガロ( チーム・スズキ・エクスター)
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