クルマの運転、実は女性の方が“丁寧ではない”と自覚していることが判明
パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に「運転マナー」についてのアンケートを実施した(有効回答者数:6,906名)。アンケート結果によると、4人に1人は自身の運転が「丁寧だとは思わない」との回答や、「会釈やハザードでのお礼の挨拶」は8割以上の人が心がける運転マナーであること、曲がる際のルールである「30m手前からウインカーを出す」を守っているのは95%であることが明らかとなった。
それでは気になるアンケート結果を詳しく見ていこう。
4人に1人は自身の運転が「丁寧だとは思わない」
自身の運転について「丁寧だと思う」人は半数を下回り、4人に1人が、「丁寧ではない」と認識していることが明らかとなった。
男女別でみると自分の運転を「丁寧だと思う」男性は48%であるのに対し、女性は40%と低くなっている。1番自分の運転を「丁寧」だと思っているのは60代以上の男性で、その割合は66%にのぼり、逆に1番「丁寧だと思わない」のは20代以下の女性で34%となった。
「会釈やハザードでのお礼の挨拶」は8割以上の人が心がける運転マナー
運転時に心掛けているマナーを聞いたところ、8割の人が「道を譲ってもらったとき会釈やハザードで挨拶する」と回答。
その他のフリーコメントでは、「歩行者優先」という回答が多くみられたほか、「交差点などでの指差し確認」や、「急発進や急停止をしない」、「思いやりのある運転」など、人とクルマにとって安全な運転を心がけている人が多くみられた。
曲がる際のルール、「30m手前からウインカーを出す」を守っているのは95%
曲がる際に、ウインカーを出すタイミングは「曲がる手前30m未満」が67%、「曲がる手前30m以上」が28%と、道路交通法の30mをしっかりと守っていることが分かった。
一方で、5%の人が「曲がっている途中」と「ハドルを切る直前」と回答している。
気持ちよく運転するため広まったマナーの1つ“サンキューハザード”あなたはやっていますか?
夜間の駐停車や、バスの乗り降りの際に付けることが主なルールであるハザードは、車線変更時などに道を譲ってくれた後方の車両へ感謝の気持ちを伝える手段の1つとしても使われている。「サンキューハザード」とも呼ばれるこの行為は、現在、教習所の教本にも掲載されている。
今回のアンケートでも、8割の人は会釈やハザードで感謝の気持ちを伝えていることがわかった。
ルールを守ることはもちろん、今一度自身の運転マナーを見直してみることが、安全運転の第一歩かもしれない。
調査概要
調査対象:タイムズクラブ会員(2014年1月1日以降に入会し、かつ、2014年9月または10月のタイムズ駐車場利用者)
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2014年12月22日~12月28日
有効回答者数:6,906名
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