スバル、2015年型「インプレッサ」が米国IIHSの安全評価で最高の「TSP+」を獲得

スバル 2015年型インプレッサ(米国仕様)

スバルは、新型EyeSight(日本市場名称:EyeSight ver.3)を装着した2015年型インプレッサ米国仕様車がIIHS(道路安全保険協会)が行う最新の2014年の安全性評価において、最高評価「トップセイフティピック+」を獲得したと発表した。

また、2015年型モデルから新型EyeSightを採用することで、「トップセイフティピック+」受賞の条件である前面衝突予防性能試験においても、最高評価「Superior」を獲得。同試験での獲得ポイントは、「Superior」評価車中で最高となる6ポイントとなった。2015年型インプレッサを含め、スバルは7車種について「トップセイフティピック」を受賞(TSP+:4車種、TSP:3車種)しており、全ブランド中で最多の「トップセイフティピック」を獲得している。

◎関連記事:スバル、「インプレッサ SPORT/G4」を大幅改良 ~アイサイト(ver.3)搭載~

スバル 2015年型インプレッサ(米国仕様)

「トップセイフティピック」を受賞するには前・側・後面衝突、そしてロールオーバー(車両転覆)時の安全評価すべてにおいて最良の乗客保護性能を持ち合わせた車として、最高の「Good」を獲得するとともに、2012年に導入されたスモールオーバーラップ試験においても「Good」または「Acceptable」を獲得することが必要となる。2015年型インプレッサは、これら5つの安全性評価項目においても最高評価「Good」を獲得。さらに、「トップセイフティピック+」を受賞するには、これらの条件を満たした上で、前面衝突予防評価において「Basic」、「Advanced」、「Superior」のいずれかを獲得する必要がある。

EyeSightとは

EyeSightは、世界で初めてステレオカメラのみで、歩行者、自転車をも対象としたプリクラッシュセーフティ機能や全車速追従クルーズコントロール機能を実現したシステムで、2008年5月の日本での発売以来、ユーザーからの高い評価を得ている。新型EyeSightについては、ステレオカメラを全面的に一新し、視野角、視認距離を約40%拡大することで、予防安全・運転負荷軽減機能を更に進化させた。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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