ランドローバー レンジローバー『四輪駆動の王様』【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はランドローバー レンジローバーをピックアップしてお届けいたします
▼『四輪駆動の王様』(カーソムリエ new-mauさん)
▼『存在感あり。』(カーソムリエ FOCUSさん)
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ランドローバー レンジローバー
SUVでは世界初のオール・アルミニウム製軽量モノコック・ボディ構造を採用。2014年モデルでは、既存の5リッターV8自然吸気エンジンに代わり、5リッターV8エンジン・アーキテクチャーをベースに開発された3リッターV6スーパーチャージド・エンジンが導入され同様のパフォーマンスを維持する一方、著しく効率性を向上させている。
『四輪駆動の王様』(カーソムリエ new-mauさん)
総合評価:4.3/5.0
外観デザイン:4.4/5.0
インテリア:4.3/5.0
走りやすさ:4.0/5.0
-オススメポイント-
風堂々とした車体の存在感は、先代LM44型と比較してもより強調されたように感じとれます。この最新世代からは、ボディパネルのほとんどがアルミニウム素材に置き換えられましたが、ボディパネル表面の質感や表現方法は、スチール製だった先代に比べてより豊かになったと感じます。特に、先代はフラットな直線基調のパネルが巧みに組み合わされて独特なボディの存在感を発していましたが、この新型では、車体の内側からなにか空気が膨張して膨れ上がったような意匠がそれに加わっていて、これまでにない面の張りや緊張感が生まれています。レンジローバーらしいシルエットやディテールは守りつつ、新鮮な雰囲気を出している新型のデザインもまた大変魅力的に映りました。
ドアを開けると、先代までがそうだったような、金庫のドアを開くような硬質な感触は若干薄れましたが、ドアの開閉に必要な力はずっと少なく済むようになっています。 インテリアの意匠は、基本の造形は先代からのキャリーオーバー的なものになっていますが、より高級な素材の吟味や、パネル類の組み付け精度の向上にはすぐに気づきます。シートの作りは、これまでのレンジローバーというよりかは、どちらかと言うとグループ会社のジャガーXJあたりのそれに近づいたような印象です。どちらにしても掛け心地は極上の部類に入ると感じられました。
試乗したのはV6SC仕様ですが、パワー感は十分と言った感じです。同じエンジンを搭載している弟分のレンジローバースポーツにも、以前試乗させて頂いた事がありますが、そちらは商品名にスポーツとあるだけあって、排気系がチューニングされ威勢のいい雰囲気がありました。このエンジンは、ジャガーのスポーツカーであるfタイプにも搭載されているスポーティーな性格のユニットですが、最上級車種であるレンジローバーに搭載するにあたっては、より上品な振る舞いに仕立て直されているようで、非常に静粛性の高い印象を持ちました。
乗り心地は、非常に快適でした。路面の不整など無かったかのようにやり過ごしてしまい、まるで魔法の絨毯かなにかに乗っているような気分になります。ハンドリングは穏やかな印象で、山道を素早く駆け抜けるような性格のものでは全くありませんが、意外や意外に、ロールはかなり少なく抑えられていて、揺さぶり感も先代と比較して大幅に低減しているのが印象に強く残りました。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
グリルを始めとするボディ外観の各所にメッキパーツが採用されているのは、少々下品に感じられた。
値段が非常に高い。
上質感を意識してか、インテリアのボタン類が普通のセダン並に小さくなってしまったこと。少し前のランドローバー社に共通するモットーに、雪国でグローブをはめたまま運転するドライバーでも誤操作する事無く扱える計器類デザインというのがあった筈ですが、かれらはそれを忘れてしまったのでしょうか?
-運転後の感想-
先代型と比較して、あらゆる点で現代風に洗練されていました。
『存在感あり。』(カーソムリエ FOCUSさん)
総合評価:4.7/5.0
外観デザイン:4.6/5.0
インテリア:4.8/5.0
走りやすさ:4.0/5.0
-オススメポイント-
今回はレンジローバーに乗ってきました。やっぱりこの車は貫禄がありますね。最近のランドローバーはレンジローバー以外にも魅力的な車が沢山あるので、以前ほど目立ってはいませんが、最高級車としてのプライドを感じます。エクステリアでは、初代から続くボンネットの盛り上がりなど、一見すると頑固とも思えるほどの拘りが、この車の存在を支えているのでしょうね。面づくりも磨かれたようにキレイですし、アンダーステイトメントで品のある造形です。一方インテリアも、素材、品質面ともに素晴らしい出来映えですね。内外装が高レベルでまとまっていることは滅多にありませんが、この車はその数少ない一例と言えるでしょう。今回試乗したのはV6モデルでしたが、ボディの大きさを感じさせず、とても軽快に走ります。アルミボディの採用など、技術的なチャレンジも見逃せません。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
良くなってきましたが、燃費はもう少し向上させて欲しいですね。
-運転後の感想-
V6エンジンは十分なパワーがありますね。アルミボディのおかげで、とても軽快な走りを楽しめました。
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