BOSE、「ドライブと音楽に関する調査」を実施
ボーズ・オートモーティブでは、直近5年以内に新車を購入した20代から50代のドライバー男女600名を対象に、「ドライブと音楽に関する調査」を実施。国内景気の不振や少子化、消費の多様化等を背景に、若年層をはじめとする生活者の「車離れ」が指摘されるなか、最近の車購入者および運転者は、「車」にどんな価値を見出し「ドライブ行動」にどのような楽しみを感じているのか。
調査結果からは、車購入を比較・検討する段階ではあまり考慮に入れることがない一方で、実際に運転をする段階において重宝(満足)度合いが高いものに「カーオーディオ」が挙げられ、そのほか車内音楽の鑑賞行動・方法にも、こだわりや世代差がみられるなど、「ドライブシーンにおける音楽」の効用や有用性を改めて垣間見ることのできる調査結果となった。さらに、車購入時の重視ポイントに「本体購入価格」に次いで「デザイン」と「燃費」が挙げられ、2人に1人のドライバーが「目的地での過ごし方」よりも「車中」にドライブの醍醐味を見出していることなどが明らかとなった。
調査結果からみられた主な傾向
(1)いまどきの車購入、重視ポイントは「デザイン」も。購入前と比べて購入後に“重宝度”が最も高まるのは「カーオーディオ」
若年層2人に1人がカーオーディオを重宝して利用
(2)ドライブの醍醐味1位は「目的地での過ごし方(42.8%)」よりも「車中(52.7%)」
車内ムードの鍵を握るのは「会話(55.2%)と「音楽(47.3%)」
(3)ドライバー6割が「車内が無音・無言だと“間が持てない”」と回答
一方、流す楽曲は相手によって変えたくないこだわりのドライバーが多数
(4)車内音楽は「スマホで再生」の若年層 vs 「CD・ラジオ派」の中高年
ひとりドライブでは8割が“歌って”気分転換
(5)カーオーディオの「音質」 6割が「改善したい」と回答
最も音楽を聴く空間・時間は、「自動車に乗るとき」
調査概要
調査名:ドライブと音楽に関する調査
調査対象:直近5年以内に新車を購入した、20~50代のドライバー男女600人
調査期間:2014年8月26日(火)~28日(木)
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
対象者:属性詳細
[性別] 男性(n=300)50.0%、女性(n=300)50.0%
[年代] 20代(n=150)25.0%、30代(n=150)25.0%、40代(n=150)25.0%、50代(n=150)25.0%
[職業] 有職者(n=446)74.4%、専業主婦(主夫)(n=120)20.0%、学生(n=11)1.8%、それ以外(n=23)3.8%
ボーズ・オートモーティブ株式会社について
ボーズ・オートモーティブ株式会社は、オーディオ機器メーカー、ボーズ・コーポレーションの車載向けサウンドシステム部門の日本法人。ボーズ・オートモーティブでは自動車メーカーとの連携のもと、車両開発の初期段階から参画し、車種ごとに最適化した専用設計のサウンドシステムを共同開発している。「カスタムデザイン・アプローチ」と呼ぶこの共同開発の手法で、1982年キャデラック・セビルに初搭載してから現在に至るまで、数多くの自動車メーカーおよびブランドに、専用設計のサウンドシステムを提供してきた。近年では、車内エンジンノイズを制御する技術など、カーオーディオの域を超えた新たなカテゴリーにおける実績を伸ばしている。
ボーズ・コーポレーションについて
ボーズ・コーポレーションは1964年、マサチューセッツ工科大学の教授であったアマー G. ボーズ博士によって設立された。「ユーザーへ真に貢献できる新たなテクノロジーを生み出す」このたったひとつの命題のもと、創業から今日に至るまでたゆまぬ研究開発を続けている。永年の研究開発の成果でもあるボーズの革新的な技術は、さまざまな分野において新たなカテゴリーを創造してきた。近年では、家庭用オーディオ、モバイルオーディオ、専用カーオーディオや公共空間における音響システムなど、ボーズはそのカテゴリーを象徴するブランドとして知られている。ボーズは、ホームエンタテインメントシステムやウェーブミュージックシステム、ノイズキャンセリングヘッドホンやオーディオヘッドホン、デジタルミュージックシステムやBluetoothスピーカー、業務用音響システムなどを通じて、音と過ごすライフスタイルそのものにも変化をもたらしてきた。ボーズは株式を公開することなく収益を研究開発に再投資し、世界中のどこでもどんな場所でも、卓越を目指す情熱から生み出される研究成果を通じて、感動体験を提供し続けていくとしている。
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