ランドローバー、アルピニスト野口 健氏をアンバサダーに任命
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、2014年度のランドローバーのブランドアンバサダーとして、アルピニストの野口健(のぐち けん)氏を起用した。
野口氏は、高校時代に植村直己氏の著書に感銘を受けて登山を始め、1999年、エベレストの登頂に成功し、7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。2000年からはエベレストや富士山での清掃登山を開始し、その後、全国の小中学生を主な対象とした「野口健・環境学校」を開校するなど積極的に環境問題への取り組みを行っている。
今回の起用は、野口氏がランドローバーのブランド精神である「Above and Beyond」を体現するアクティブ・アチィーバーであることに加え、環境保全パートナーと緊密に協力し、地球環境保全の取り組みを推進するランドローバーのサステナビリティへの考え方が野口氏の活動と合致したことによるもので、これらのテーマの下、今後、様々な活動を一緒に取り組んでいく予定となっている。
なお、各取り組みは5月16日(金)に公開される特設サイト「アンバサダー特設サイト(http://landrover.jp/ambassador/)」においてレポートされることになっている。
ランドローバーアンバサダー就任にあたり、普段、レンジローバー スポーツを様々な環境でドライブしている野口氏は次のように語った。
「ランドローバーは乗る人のライフスタイル、生き方を象徴するクルマ。このクルマを通して、冒険者が増えていくことを願っています。」
ランドローバーは1948年以来、そのモデル・シリーズ全体にわたり、真の意味での「幅広い性能(breadth of capability)」を象徴する本格的な4x4を造り続けてきた。ディフェンダー、フリーランダー、ディスカバリー、レンジローバー・スポーツ、レンジローバー、そしてレンジローバー イヴォークは、それぞれが世界の4x4市場の各カテゴリーを代表するモデルで、現在、これらの製品の80%は世界の170か国以上で販売されている。
野口健氏(アルピニスト)
1973年、アメリカ・ボストン生まれ。外交官の父に伴い、幼少時代はボストン、サウジアラビア、日本、エジプトなど各国で過ごす。中学、高校は英国立教学院で「落ちこぼれ」だったが、植村直己氏の著書に出会い、登山を開始。モンブラン、キリマンジャロなどへの登頂を果たし、16歳で世界7大陸最高峰登頂という目標を自らに課す。亜細亜大学在学中も活発に活動し、1993年、3度目の挑戦でエベレスト登頂に成功。7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立した。その後はエベレスト、富士山の清掃活動など環境保護活動を開始。2001年には「シェルパ基金」を設立。2008年、ネパール・サマの子どもたちのために学校を作るプロジェクトを開始。現在は次世代の環境問題を担っていく人材を育てる「野口健 環境学校」を開校し、環境メッセンジャーを日本全土で育てている。
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