ダットサン、インドネシアで「GO+ パンチャ」を発売
ダットサンは、クラス最高の室内空間とフレキシブルな3列シートアレンジメントを提供する、「GO+ Panca」の予約受注を5月8日から開始した。68馬力の1.2リッターエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載している同車は、インドネシアで発売される。
「GO+ Panca」の3つのグレードとオプション付モデルの価格は、8,500万~1億300万インドネシアルピアとなっており、ボディカラーは全5色。39店舗のディーラーでの販売し、2014度末までには95店舗で販売、納車は6月より行われる予定としている。
ダットサンはインドネシア市場向けの第1弾モデルであるダットサン「GO+」の生産を西ジャワ州プルワカルタの新工場で開始。60,000m2の敷地に、エンジン、車体、塗装、組立工場を持つこの新工場は、インドネシア向けダットサン車両の生産専用の工場となる。
インドネシア日産は、新工場での生産開始の式典において、インドネシア政府より低価格グリーンカープログラム(LCGC)の認可を取得したことを発表。このプログラムの要件に従い、ダットサンブランドの正式名称はダットサン ヌサンタラ(Datsun Nusantara)、新モデルの正式名称はダットサン「GO+ Panca(ゴープラス パンチャ)」となった。
「Panca」は、ダットサン「GO」というグローバルな名称に由来している。「GO」は日本語では「5」であり、「Panca」もインドネシア語で「5」を意味します。ダットサン「GO+」の「+」は、乗員または荷物用の3列目のエクストラスペースを表しており、5+2 MPVであるこのクルマは、このスペースがあることでさらに2名の乗車が可能となる。
ダットサンブランドの責任者ヴァンサン コベ氏のコメント(日産の常務執行役員)
「本日、私たちはインドネシアでのダットサン『GO+ Panca』の生産を開始します。ダットサンは、インドネシアの自動車愛好家の皆さんの中で特別な位置づけを持つブランドです。ダットサンの全盛期であった1970年代より現在に至るまで、多くのダットサンのオーナーズクラブが活動を続けています。私たちは、このような熱心なダットサンファンの他、魅力的なドライビング、安心感のあるオーナーシップエクスペリエンス、競争的な総所有コスト、利用しやすいアフターサービス、透明性のある価格設定、ディーラーの身近さなど、全てを実現する頑丈なファミリーカーを求めている前途有望な新世代のドライバーに新モデルを提供できることを嬉しく思います。」
インドネシア日産 長谷川亨社長のコメント(日産の常務執行役員)
「LCGCの認可取得とインドネシアでのダットサン『GO+』の発売は、インドネシア日産にとって喜ばしいことです。これはインドネシアへの私たちのコミットメントを示す新たな第一歩であり、この新しいダットサン『GO+ Panca』がインドネシアのお客様の心を捉えるだろうと確信しています。」
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