日産、UEFAチャンピオンズリーグとスポンサー契約を締結
日産自動車は7日、UEFAスーパーカップを含むUEFAチャンピオンズリーグ(欧州サッカー連盟)との4年間のグローパルパートナーシップに調印したと発表した。これは、同社にとって最大のスポンサー契約となり、2014/2015シーズンから2017/2018シーズンにわたり、UEFAチャンピオンズリーグと世界的な公式パートナーとなる。
日産のグローバルマーケティング・コミュニケーションを担当する常務執行役員ルー ドゥ・ブリース氏は、「日産は、ワクワクするようなイノベーションを提供しています。私たちは、UEFAのパートナーとして、UEFAチャンピオンズリーグの世界にも豊かなイノベーションを提供していきたいと思っています。欧州で最も権威のあるサッカーの大会は、日産にとって重要なグローバル活動の柱となるでしょう。私たちの目標は、世界中のファンの方に、サッカーと日産車の両方のワクワクをお見せすることです。サッカーもクルマも、情熱を持った素晴らしい人々が作り上げるものです。」と述べた。
日産は、公式パートナーとして、UEFAチャンピオンリーグの試合、試合前の練習、コンテンツ、媒体、ホスピタリティ、イベント、決勝戦など、幅広い分野での権利を持つことになる。
UEFAイベンツ社のマーケティング部長であるギー ローラン エプスタイン氏は、「私たちは、UEFAチャンピオンシップリーグの来シーズンの公式パートナーとして、日産を迎えたことをうれしく思っています。日産は世界をリードする企業であり、世界最大規模の自動車グループの一つです。私たちは本パートナーシップが、世界中に多くのイノベーションとエキサイトメントをお届けすると考えています。日産は、これまでの成功をさらに拡大すべく、UEFAチャンピオンズリーグが提供するプラットフォームを活用していくだろうと確信しています。」と述べた。
ドゥ・ブリース氏は、「UEFAチャンピオンズリーグは、1シーズンのTV視聴者が40億人以上もいます。日産は、今回のパートナーシップにより新たな聴衆を獲得し、更に、欧州のサッカーシーズンを通じて、日産ブランド向上に繋げるでしょう」、と述べている。
UEFAチャンピオンズリーグは、日産のスポーツ活動へ取り組みの一例で、同社はすでに、2016年リオデジャネイロオリンピック、英国およびメキシコのオリンピック代表チーム、アフリカ・カップ・オブ・ネイションズ、NCAAフットボール、ハイズマン賞、カナディアン・フットボール・リーグのスポンサーの他、サッカーファンとして有名なGT-Rアンバサダーのウサイン・ボルト選手との契約など、幅広くスポーツへの貢献を行っている。