ミニ、クラシックMiniに変身する限定車を本日のみ発売
昔を懐かしむ時にはクラシックMiniで、最新型を愉しむ時には新型MINIで
ビー・エム・ダブリューは、3月25日に発表した新型MINIに、ボタン操作一つで旧型のクラシックMiniに変身する「Classic Miniボタン」を装備した限定車を設定し、本日4月1日限定で、全国のMINI正規ディーラーで販売を行なうと発表した。
「THE NEW MINI」。
7年ぶりのフルモデルチェンジで世界を沸かせているこのマシンは、MINIの原点であるゴーカート・フィーリングを徹底的に追及した、まさしく三代目の正統派MINIである。
新型4気筒エンジンが轟かせるのは、サイズ感を超越したスポーティなエキゾーストノート。そして、路面状況をダイレクトにドライバーの全身に伝えるステアリング。1960年代にMINIの名を世界に知らしめたあのドライビング感覚を、現代に完全再現している。ひとたび走らせれば、クラシックMiniを操っているかのようなタイムスリップ感を味わうことが可能である。
しかし、このMINIが驚かせるのは走りだけではない。「THE NEW MINI」独自のテクノロジーが、ワンタッチ変形機構。原点回帰にこだわり抜いた「THE NEW MINI」は、その姿までもクラシックMiniへと変えることが可能である。
変形はダイナミックにしてシンプル。マルチ・インフォメーション・ディスプレイの「CLASSIC Mini」スイッチをワンタッチするだけで、各パーツが次々と引っくり返り、32秒でクラシックMiniに完全変形。超合金ロボの変形にも戸惑いがちな、変形オンチの方にも安心の変形テクノロジーを採用している。
最新のスタイリングで走り抜けるか、クラシックな装いでノスタルジックなドライブを楽しむか。気分に合わせて、リバーシブル・ジャケットを楽しむような気軽さで選べる、一台で二つのMINI。走る、曲がる、変わる。このMINIで退屈とは無縁の毎日が始まる。
一見、非現実的とも思えるこのテクノロジー。ドイツBMW社のA.プリルフール設計主任は、「クラシックMiniと共通の設計思想を持つNEW MINIにとって、変形は困難なことではなかった。」と述べている。「だが、注意点が二つある。一つは、安全な変形のためにドライバーが車外へ排出されてしまうこと。雨天での変形には気をつけてほしい。もう一つは、このリリースの日付だよ。」とも、述べている。最高のMINIの完成に、やんちゃに微笑むA. プリルフールの姿は、初代Mini開発チーフ、アレック・イシゴニスと重なって見えている。
※以上、MINIからのエイプリル・フールのジョークでした!
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