「Team NITTO」、米フォーミュラDに参戦
東洋ゴム工業の米国タイヤ販売子会社 NittoTireU.S.A.Inc.は、4月4日(金)に開幕する、2014年度米国ドリフトシリーズ「Formula DRIFT(フォーミュラドリフト、以下フォーミュラD)」に、「Team NITTO」として参戦すると発表した。
第1戦は4月4日(金)にカリフォルニア州のロングビーチで開催され、その後6戦が全米各地で行われる予定。
2004年に米国で誕生したフォーミュラDは、市販車をベースにチューニングしたマシンで競うドリフト競技である。日本発祥のドリフト競技「D1グランプリ」をルーツとしながら、米国ならではの独自のコース設定(各地オーバルトラックや市街地での開催)が特長的で、コアなファンはもちろん一般的なモータースポーツファンまで幅広い層に人気がある。
また、米国以外に「Formula DRIFT ASIA」としてアジアで拡大展開されるなど、熱狂の拡散が始まっている。さらに2014年は、7月に富士スピードウェイで、12月には岡山国際サーキットでエキシビジョンマッチが開催され、日本国内でもフォーミュラDの迫力に触れることができる。
2014年度シリーズ戦では、ヴァン・ギットン・ジュニア選手、チェルシー・ディノファ選手、マット・フィールド選手、オディ・バティス選手の4選手をTeam NITTOがサポートし、シリーズチャンピオンに挑む。全選手のマシンには「NITTO NT05」が装着される予定。
■Odi Bakchis(オディ・バティス)
車両:Nissan S14
今シーズンよりチームに新加入。レース一家で育ち、8歳で米国に移住してからモトクロスでモータースポーツを開始。フォーミュラDでは2011年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、2013年度は総合10位。今シーズンは更なる飛躍が期待される。
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