NEXCO中日本、高速道路のSA・PAに新たに51基の急速充電器を設置

中日本高速道路は、2013年12月20日に公表した次世代自動車充電インフラ整備ビジョンに基づき、ジャパンチャージネットワークと、充電インフラの整備、維持管理及び運営を共同で行うと発表した。

同社は、2010年4月、東名高速道路の海老名サービスエリア（SA）および上郷SAに、電気自動車用急速充電インフラの整備・運営を開始し、これまでに新東名高速道路や中央自動車道などサービス提供範囲を順次拡大してきた。

今回、経済産業省「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助金を活用し、高速道路のSA・パーキングエリア（PA）に51基の急速充電器を新規整備し、既存設備と併せて一体的に運営を行う共同事業を実施していく。

この共同事業は、主に同社がインフラの整備を担当し、ジャパンチャージネットワークがインフラの維持管理及び運営を行う。

今回の共同事業によって、同社管内の全域で充電サービスの提供が可能となることから、電気自動車の「電欠」による高速道路本線上での停止に伴う追突事故を防止でき、安全性の向上が図られるとともに、CO2排出量の抑制や電気自動車などの次世代自動車の普及促進に貢献できると考えている。

▼共同事業の主な内容

（1）国の補助金を活用した中日本高速道路管内の45箇所の休憩施設（SA・PAの上下線別）に51基の充電インフラを新規整備（共同事業における充電インフラ運用開始時期は、今秋を予定）

（2）新規に整備する51基の充電インフラと、既存の充電インフラを含めた中日本高速道路管内全83基の充電サービスの提供

充電インフラ整備箇所（新設）