ランドローバー、オフィシャルパートナーとしてRed Bull Desert Wingsへ車両を提供
ランドローバーは、南米を舞台に開催されるダカールラリー2014でRed Bull Desert Wings(レッドブル・デザートウイングス)チームの公式サプライヤーとして車両提供を行うことを発表した。
レッドブルが、ダカールラリー2014の公式車両サプライヤーとしてランドローバーを選んだ理由として、Red Bull Desert Wingsから参戦する様々なチームをサポートするため、ランドローバーが誇る先進のオール・テレイン・テクノロジーとその専門性が挙げられる。
提供される車両は、「ディフェンダー」、「ディスカバリー」、「新型レンジローバー」、「新型レンジローバー・スポーツ」をはじめとした。新型レンジローバー・スポーツが実際にダカールラリーの過酷なルートを追走し、その他4台の車両は必要なツールや機材を積んで支援ルートを走り、チームメンバーをサポートする予定。
各車両は完全な標準仕様車で、オプションのルーフラックとスペア・ホイールとタイヤを装備し、レッドブル・チームのリクエストに応じる予定である。
今回提供される新型レンジローバー・スポーツは、今年6月に米コロラド州コロラドスプリングスで行われたパイクス・ピークで標準仕様のSUVとして初めてヒルクライム・スピード記録を樹立した際と同じ車両。5.0リッターV8スーパーチャージャー付の新型レンジローバー・スポーツには、レッドブルの公式カメラマンがダカールラリーで最高の瞬間を捉えられることができるよう、モータースポーツ用に認可されたロールケージが装着されている。
車両に搭載されている、ランドローバーの画期的な次世代テレイン・レスポンス2。このシステムは、競技者が遭遇する様々な地勢に合わせて最適な地形プログラムを自動的に選択する。日々長大な距離を走行する競技者たちを追走するドライバーに遅れが生じることがないよう、新型レンジローバー・スポーツの俊敏性とスピードが活かされる。
また、Red Bull Desert Wingsからは、様々なチームが、ダカールラリー4部門中の3部門、モト(オートバイ)、オート(自動車)、カミオン(トラック)各々にエントリーする。その中でも、ランドローバーが支援する、負傷兵で構成される「Race2Recovery」チームは大きな困難を乗り越えて今年のダカールラリーを完走。2014年大会ではカミオン部門に1チーム、オート部門に2チームが参加エントリーしている。
2014年大会において「Race2Recovery」は、レッドブル・ビバークの日々の利用が可能となり、追加資源とインフラも提供される予定。また、サポート車両として2台のランドローバー・ディスカバリーもチームの伴走を行う。
ダカールラリー2014は、1月5日にアルゼンチンのロザリオをスタートし、世界で最も過酷といわれる地形を5,000キロ弱走行した後、1月18日にチリのバルパライソでゴールとなる。
ジャガー・ランドローバー、グローバルブランド・エクスペリエンス・ディレクターのマーク・キャメロン氏は「Red Bull Desert Wingsは、世界で最も過酷なレースに参戦する競技者をサポートするために、オールテレイン性能の専門知識と技術を持ち信頼できる車両パートナーを探していました。Red Bull Desert Wingsにランドローバーを選んで頂けたことを大変嬉しく思います。新型レンジローバー・スポーツは優れたオフロード性能と、カメラマンたちがレースの最高の瞬間を捉える際に役立つ確実な足場の両方を提供することでしょう。」
「レンジローバー、ディスカバリー、ディフェンダーの各モデルは、ゆとりあるスペース、洗練性、そして競技者をサポートする性能を有しています。Red Bull Desert Wingsからダカールラリーに参戦する全てのチーム、ライダー、ドライバーの幸運とご活躍をお祈りします。1月に彼らの活躍を拝見できることを楽しみにしています。」と述べている。
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