三菱、品質改革宣言「クオリティー・アップグレード」を発表
三菱は10月24日、7月に発表した3つの品質目標「クオリティー・ターゲット」の達成に向け、同社及び、経営トップのコミットメントを明確にするため、品質改革宣言「クオリティー・アップグレード」(“Q-UP”と呼称)を新たに発表した。
本宣言では、ユーザー視点でのクルマの品質向上のため、(1)教育・研修などによる社員一人ひとりの品質意識改革、(2)「クルマづくりの品質サイクル」※における各プロセスのレベル向上と連携強化、(3)その全社的な支援体制の構築の3つに取り組むことを約束している。
三菱は品質改革を、次期中期経営計画(2014~2016年度)の重点項目の一つに位置付ける予定であり、販売会社など関連会社を含め全社で継続的に取り組むことで確実に実行し、クルマに関わる全ての品質において業界トップレベルを目指す。
本年4月より三菱は、「お客様の安全・安心」を第一に考える“お客様視点”の再徹底により社員の意識改革を図り、品質に関わる業務プロセスを全面的に見直す品質改革推進活動「カスタマーファースト・プログラム」に取り組んでおり、本宣言もその一環となる。
以下、三菱自動車工業 益子修 取締役社長のコメント
クルマにとって品質とは、お客様に安心して快適にお乗り頂く上で、求められる最も大切な性能であると私たちは考えます。
お客様のご期待にこれからもお応えし続けるため、クルマに関わる全ての品質において業界トップレベルを目指し、取り組むことといたしました
次期中期経営計画(2014~2016年度)の重点項目の一つと位置付け、販売会社など関連会社を含め全社一丸となって、以下を確実に実行いたします。
・お客様にご満足のいただける高い品質のクルマを提供し、安全・安心をお届けするため、すべての業務において品質を最優先とする取り組みを、グローバルに展開します。
・社員一人ひとりが常に高い品質意識を持ち自ら進んで業務改善に努めると共に、「クルマづくりの品質サイクル」に関わる各プロセスのレベル向上と連携強化及び、その全社的な支援体制の構築を推進いたします。
・不具合の未然防止と早期解決の能力向上に関する3つの品質目標「クオリティー・ターゲット」※を、次期中期経営計画の中で達成します。
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