日産、「日産アートアワード」を創設
日産は、7月8日(月)、将来性のある日本の優れたアーティストに着目し、活躍を支援することを目的とした「日産アートアワード」を創設したことを発表した。
日産アートアワードは、日産が創立80周年を迎える本年を皮切りに、隔年で開催していく。第1回目となる「日産アートアワード2013」は、現代アートを対象に選考を行い、次代を担う精鋭の日本人アーティストに贈呈する。
「日産アートアワード2013」は、2013年5月末に第一次選考を行い、世界を拠点に活動する美術関係者5名からなる審査委員会により、8名のファイナリストを選出。ファイナリストの8名は、現在、9月に横浜にて開催される展覧会へ向けて新作を制作しており、展覧会期中の9月25日にはグランプリを決定、発表する予定。グランプリに選ばれた方には賞金500万円が授与される。
日産自動車 カルロス ゴーン社長は「創造力は、社会の発展にとって非常に大切な資源であると強く信じています。日産アートアワードを通じて、創造力溢れる優れた日本人アーティストの活躍を支援することで、次世代へと続く日本社会の発展に貢献できればと思います。日産自動車は創立以来、革新的で創造性に溢れるクルマ作りを目指してきました。それは『人々の生活を豊かに』という当社の企業ビジョンの表現でもあります。アートは社内外を問わず、さらなる創造力を育んでくれるものと信じています。」とコメントしている。
日産アートアワード 2013
日産アートアワード サイトhttp://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/NAA/
審査員
南條史生氏 森美術館館長(東京)
逢坂恵理子氏 横浜美術館館長(横浜)
黄篤氏 インディペンデントキュレーター(北京)
ジャン・ド・ロワシー氏 パレ・ド・トーキョー館長(パリ)
ローレンス・リンダー氏 カリフォルニア大学バークレー美術館 パシフィック・フィルム・アーカイブ館長(カリフォルニア)
候補者推薦委員
岩崎仁美氏 クイーンズ美術館キュレーター(ニューヨーク)
遠藤水城氏 インディペンデントキュレーター(京都)
住友文彦氏 アーツ前橋館長(東京/群馬)
中森康文氏 ヒューストン美術館キュレーター(ヒューストン)
吉田美也氏 インディペンデントキュレーター(ベルリン)
ファイナリスト
安部典子氏
小泉明朗氏
篠田太郎氏
鈴木ヒラク氏
西野達氏
増山裕之氏
宮永愛子氏
渡辺英司氏
日産アートアワード2013展覧会
期間:2013年9月18日(水)~11月4日(月)(※9月25日(水)は招待客のみ)
時間:11:30-19:00
会場:BankART Studio NYK(神奈川県横浜市中区海岸通り3-9)
入場料:入場無料
この記事にコメントする