マクラーレン・ オートモーティブ、コンセプトモデル「P1」をパリ・モーターショーで公開
マクラーレンのグループ企業である、高性能スポーツカーメーカー、マクラーレン・オートモーティブは、フランス・パリで開催中(プレスデー:9月27日、28日 一般公開日:9月29日~10月14日)の2012パリ・モーターショーで、コンセプトモデル「P1」を公開した。
P1は、公道やサーキットにおいてもドライバーにとって最高の車となることを目指し、マクラーレン・オートモーティブのレーシング部門から技術的・精神的インスピレーションを得てデザインされた。
他にも、パリ・モーターショーでは、7月に発表された「MP4-12C Spider」の展示も行われている。
マクラーレン・オートモーティブ社 会長ロン・デニス氏は、「P1は、50年におよぶレーシングカーおよびロードカーの伝統を継承するものとなるでしょう。20年前、私たちはマクラーレンF1によってスーパーカーの性能水準を引きあげました。P1でふたたびその水準を超えることを目標にしています。」と、述べている。
さらに、同じくマクラーレン・オートモーティブ社マネージング・ディレクター アントニー・シェリフ氏は、「私たちの目標は、必ずしも最高速度だけを目指しているのではなく、サーキットにおいて最高の俊敏性と満足感を提供するロードカーを継続的に生産することです。それはつまり、スーパーカーの総合的な能力を本当の意味で試されることであり、さらに重要な技術を示すものとなります。P1は、これまでに造られたスーパーカーの中で最もエキサイティングで最も優れた性能を持ち、最も先進的な技術を取りいれた、最もダイナミックに完成されたスーパーカーになるでしょう。」と、コメントしている。
注目のスペックについてだが、今のところ『価格的にも性能的にも「MP4-12C」と「MP4-12C Spider」の上に位置する」とだけ発表されている。しかし、マクラーレン・オートモーティブによると、P1は、来年には市販型が発表され、その12ヶ月以内には販売に向けて生産を開始する予定とのこと。全容が明かされるその日は近い。
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