コスモ石油、EV(電気自動車)用急速充電器をサービスステーションに導入
~店舗の電力平滑化および停電時電源供給の実証を開始~
コスモ石油とJFEエンジニアリング株式会社は、EV(電気自動車)時代に対応するサービスステーションの実証事業を行うと発表した。
実証内容は、コスモ石油のサービスステーションに、JFE エンジニアリングが開発したEV用の蓄電池搭載型急速充電器「RAPIDAS」(ラピダス)と、「太陽光発電設備(Photovoltaic)」(以下、PV)を設置。ラピダスに内蔵した蓄電池に、PVで発電した電力と夜間の商用電力を蓄えて、ユーザーのEVへの充電サービスとして利用し、さらにサービスステーションへの給電にあてる。
負荷ピーク時に商用電力からの受電を削減し、サービスステーションの電力使用の平滑化を図る狙いだ。さらに、災害時など停電の際に給油機能を維持するための実証も行う。
なおこの取り組みは、環境省の「平成23年度地球温暖化対策技術開発等事業(競争的資金)」に、JFEエンジニアリングが応募し、採択されたものである。
設置サービスステーション
セルフ&カーケアステーション瀬谷
住所:神奈川県横浜市瀬谷区下瀬谷3-18-12
設置時期:2012年7月中旬
実証期間:2014年3月31日まで
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