シボレー コルベットZR1、第96回インディ500のペース・カーに採用
2012年5月27日に、米国インディアナポリス市近郊で開催される第96回インディアナポリス500マイルレース(略称:インディ500)にて、一般市販車であるシボレー コルベットZR1がペース・カーに採用された。
ペース・カーとは、レーススタート直前にレースカーをグリーン フラッグまでに導くマシンのこと。
シボレーのマシンがインディ500のペース・カーに採用されるのは、今回が23回目で、シボレー コルベットとしては11回目の採用となる。
シボレー コルベットZR1は、日本でも市販されており、最高出力476kW(647PS)の6.2リットルLS9エンジン搭載。さらに軽量素材として、フロントフェンダー、フード、ルーフ、フロントスプリッター、ロッカーパネルおよびフロアーパンを含む構造用部品に炭素繊維が使用されている。
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インディアナポリス モーター スピードウェーのCEOであるジェフ・ベルスカス氏は、「シボレー コルベットは、ピュアなパフォーマンスを具体化します。よって、シボレー コルベットZR1は、世界で最も有名な自動車レースにおいて、ペース・カーとしてパーフェクトな車といえます。また、シボレーは、スピードウェイにおける偉大なパートナーでもあります。さらに、シボレーは2005年以来、IZODインディカーシリーズのエンジンサプライヤーの一つとしてカムバックしており、シボレーがインディにおいて、ペース・カーを務めることはとても大きな意味があることです」と述べている。
また、GMのパフォーマンス ビークルとモータースポーツ担当副社長のジム・キャンベル氏は、次のように述べている。「シボレーは、サーキット上の最も速いレースカーに動力を供給することで、サーキットの内外での継続的な成功。特に、シボレーは今年インディカーシリーズへ復帰する重要な年で、インディ500のスタートフィールドよりもベストな場所は考えることができません」
■シボレー コルベットZR1のハイパフォーマンス パッケージ
昨年、ドイツのニュルブルクリンクで、7分19秒63を記録したシボレー コルベット史上最速のZR1のハイパフォーマンス パッケージが発売されている。ライトウェイト ブラックアルミホイールとミシュラン PSカップタイヤ、クロスレシオの6段MTといった専用装備が、スーパーチャージャー付6.2L V8エンジン476kW(647PS)の性能を余すところなく引き出す。
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