日産、東日本大震災などの影響で延期していた「テクニカルセンター30周年記念式典」を挙行

日産自動車株式会社 副社長 山下光彦氏

日産は27日、技術開発拠点である「テクニカルセンター」の開設30周年を記念した式典を挙行した。

日産の開発拠点は、従来、神奈川の「鶴見地区」と東京の「荻窪地区」に分散していたが、開発体制を強化・充実するために、1981年11月、テクニカルセンターに集約・統合された。

その後、実車風洞実験棟や車体安全実験棟、ドライビングシミュレーター棟などの実験施設が増設、2007年7月には品質改善の拠点となる「フィールド・クオリティ・センター」、同10月には「エンジニアリングセンター」を開設。

従業員数も当時の3,400人から、現在は約9,500名と大幅に増え、テクニカルセンターは技術・商品開発拠点から、生産技術、品質保証、購買などを含めた「モノづくり」の拠点へと進化しているという。

日産自動車株式会社 副社長 山下光彦氏

同テクニカルセンターは、本来ならば昨年の2011年が丁度30年目に当たる年となっていたが、東日本大震災やタイ洪水などの影響により記念式典を延期、本日2012年2月27日に式典を開催する運びとなった。

日産テクニカルセンターで開発されてきた車種は、1981年から10年間で50車種であったのに対し、2001年以降は87車種まで拡大し、日産の成長を支えている。

日産では、中期経営計画「パワー88」の期間中に合計51車種にのぼる新型車を投入すると発表しており、同センターが重要な役割を担うとしている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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