200万円以内で買える新車3選! 走行性能の高いモデルや積載性の高いモデルを紹介

画像ギャラリーはこちら

年々価格が上昇する新車ながら、200万円以下で買える新車はまだまだ存在する。今回は、安いだけじゃなく「あえて選びたい」特徴のある3台をセレクト。お得に買って積極的にドライブを楽しみたい3台を紹介する。

目次[開く][閉じる]
  1. 高い悪路走破性が魅力の「スズキ ジムニー」
  2. スポーツカーだけじゃない! MTのドライブなどいかが?「トヨタ ヤリス」
  3. 積載性の高さはアウトドアレジャーにおすすめ「ホンダ N-VAN」

高い悪路走破性が魅力の「スズキ ジムニー」

最初に紹介するのは、もはや説明不要な軽四輪駆動車「スズキ ジムニー」。こちらも200万円以下で購入することが可能だ。価格は148万5000円~187万5500円(税込/以下同)。

また1.5リッターガソリンエンジンを搭載しワイドボディとした「ジムニーシエラ」も、189万2000円から設定されている。ATモデルの上級グレード「JC」だけが205万7000円だが、同グレードの5速MTモデルなら195万8000円で200万円以内に収まる。

今回紹介する3台はいずれも単に「安いから買う」のではなく「このクルマだからこそ買う」特徴を持ったモデルばかりだが、ジムニーシリーズはその最たるものだろう。もはや他に代わるものはない唯一無二の存在なのだ。

軍用のジープなどにも採用されるヘビーデューティなラダーフレーム構造や、機械式副変速機付きパートタイム4WD、3リンクリジッドアクスル式サスペンションなど、道なき道を突き進むための悪路走破性能は世界屈指のレベル。

しかも2018年のフルモデルチェンジで原点回帰を目指し、往年の旧モデルを想わせるシンプルなデザインとしたことで、さらに魅力を増した。

そんな現行型ジムニーはデビューから早くも3年以上が経過したが、いまだに長期の納車待ちが発生しているほど根強い人気を博している。気になるなら迷わずショールームを訪れてみて欲しい。なお軽のジムニーと、小型車のジムニーシエラはエンジンの性格やハンドリング、走行安定性などの乗り味もだいぶ異なる。必ず両車を試乗し、じっくり比較してみてほしい。

スポーツカーだけじゃない! MTのドライブなどいかが?「トヨタ ヤリス」

続いて紹介するのは、トヨタのグローバルコンパクトカー「ヤリス」の6速MTモデル。

MT車のラインナップは以前に比べると格段に減っているものの、純粋なスポーツカー以外でもこのヤリスを筆頭に僅かながらMT車がラインナップされているモデルもある。マニュアルトランスミッションのドライブなど楽しんでみるのもいかがだろうか。

ヤリスでは、直列3気筒 1.5リッターガソリンエンジン(120ps/145Nm)の「X」「G」「Z」各グレードにしっかりMTモデルが用意されている。価格は154万3000円~188万8000円。

ヤリスシリーズと言えば、最高出力270psを誇る1.6リッターターボ搭載の4WDスポーツ「GRヤリス」も気になるところ。しかしその高い実力を存分に満喫出来るのはサーキットの領域。しかも価格は396万円~456万円と非常に高価。

その点ヤリス1.5なら、価格は半分以下。しかしGRヤリス譲りの俊敏性を重視したハンドリングなので、ちょっとしたカーブや交差点を曲がるだけでもその楽しさを実感できるのが良い。

しかも車両重量はわずか980kg(X)。1トンを切る軽量ボディに120psのエンジンだから、動力性能も余裕たっぷり。若いユーザーのみならず、子離れでコンパクトなクルマに乗り換えたい層にもおすすめの1台だ。

積載性の高さはアウトドアレジャーにおすすめ「ホンダ N-VAN」

最後に紹介するのは、ホンダの軽バンである「 N-VAN(エヌバン)」。N-BOXに代表されるホンダの新世代軽自動車シリーズ初の商用車だ。

軽の商用バンと聞くと、郵便や宅配便の集配車に使われる簡素なイメージが強いかもしれないが、N-VANはちょっと違う。乗用車同等の快適装備を備えた「+STYLE FUN」「+STYLE FUN・ターボ」というグレードが設定されている。それぞれFF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)モデルが用意され、価格は162万9100円~187万2200円までと手頃な設定となっている。

商用車だけあって、小さな軽自動車規格のボディいっぱいに荷室空間を拡大できるのが特徴。サーフィンや自転車、キャンプに釣りなど、アウトドアレジャーに欠かせないギアをたっぷり積んで旅に出かけることが出来る。

中でも特におすすめしたいのが純正アクセサリーだけで構成出来る車中泊キット。

助手席側と後部ラゲッジ用のセットで用意されるラゲッジボード(マルチボード)は、シートアレンジとの組み合わせでフラットな荷室空間を生み出せるので、キャンプ用のエアマットや寝袋さえ用意すればすぐに車中泊が楽しめる。しかもボードの下には荷室空間がたっぷり残されており、積んだキャンプ道具などもわざわざ外に出さずに済むのも嬉しいポイントだ。

ここまで魅力的な3台を紹介してきた。どれも200万円以下で購入できるだけでなく「このクルマだからこそ買う」といった特徴を持ったモデルばかり。これからクルマの購入を考えている方には一度検討してみてもらいたいモデルだ。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

スズキ/ジムニー
スズキ ジムニーカタログを見る
新車価格:
165.4万円200.2万円
中古価格:
19.8万円415万円
スズキ/ジムニーシエラ
スズキ ジムニーシエラカタログを見る
新車価格:
196.2万円218.3万円
中古価格:
59.8万円614.4万円
トヨタ/ヤリス
トヨタ ヤリスカタログを見る
新車価格:
150.1万円269.4万円
中古価格:
102.3万円288.4万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

スズキ ジムニーの最新自動車ニュース/記事

スズキのカタログ情報 スズキ ジムニーのカタログ情報 スズキの中古車検索 スズキ ジムニーの中古車検索 スズキの記事一覧 スズキ ジムニーの記事一覧 スズキのニュース一覧 スズキ ジムニーのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる