大人気の新型カローラ クロスにネガポイントが2つ! その答えは内装とラゲッジスペースの使い勝手にあった
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
2021年9月14日に発売されて以来、大注目となっているのがトヨタ 新型カローラ クロスだ。カローラツーリングをベースにSUV風に仕立てたモデルである。クロスオーバーSUVモデルが大人気となっているだけに、発売前から注目されていたモデルだ。200万円を切るグレードを設定するなど、売れないワケがない一台である。ところが、実車を確認した際に気になったポイントが2つ見つかった。果たして何であろうか!?
200万円を切る低価格戦略がお見事! 新型カローラ クロスは売れないワケがない仕上がり
トヨタ 新型カローラクロスはガソリンとハイブリッドモデルをラインアップ。そして199万9000円〜という価格設定である。さらにはトヨタセーフティセンスと名付けられた先進安全装備を充実させ、流行りのSUVモデルとあれば大ヒット間違いなしである。事実2021年8月よりスタートした事前予約では1.5万台の受注を獲得しているほどなのだ。
実車を確認すると、海外仕様とは異なるフロントフェイスなど賛否両論あるようだが、内装の質感やシートのかけ心地なども申し分のないデキである。
だがその一方で、もう少し改善して欲しいと感じたポイントも存在する。
>>【新型カローラ クロス日本と海外モデル比較】最大の違いはフロントグリル! しかもグレード構成は日本が一番の充実っぷり
新型カローラ クロスの内装に注目! ソフトパッドをもっと使用し高級感を演出すべき
まずは運転席まわりだ。今回確認した実車は最上級グレード「ハイブリッドZ」であったが、ダッシュボードの質感に疑問点があった。というのもベースとなるカローラツーリングはダッシュボード含め、さまざまな部分に柔らかい触り心地のソフトパッドを多用している。
対して新型カローラ クロスのダッシュボードはソフトパッドではあるものの、硬めの素材となっており、高級とは言い難い仕上がりなのだ。もっともSUVという性格上、より汚れを拭き取りやすい素材を選択したと予想できるが、ベースモデルのカローラツーリング同様の素材を使用してほしいところだ。
オプションパーツがなければフルフラットにならず……新型カローラ クロスのシートアレンジにネガポイントが
そしてシートアレンジだ。新型カローラ クロスの後席を前倒しすれば広大なラゲッジスペースとなる。だが、段差が生じてしまい、フルフラットな空間ではないのだった。ちなみにその段差はiPhone XSMAXよりも大きく、実測値ではあるが約10.5cmといったほどである。
ラゲージアクティブボックス(2万8050円)なるオプションを選択すれば、フラットな空間となるだが、可能ならば標準装備として欲しかったところだ。
>>【新型カローラ クロスグレード比較】価格差40万円、最大の違いは流れるウィンカーの有無! 内装装備はほとんど同じだった
今回は大人気の新型カローラ クロスに実際に触れ、感じたネガティブなポイントをご紹介してきた。だが、たった2つのポイントだけであったことを考えると、いかに完成度が高いか? が証明されたのだった。
これから新型カローラ クロスの購入を検討している方はこの記事を参考に車種選択を進めて欲しい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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