三菱ディーラーは新型アウトランダーPHEVに関する問い合わせが殺到! 一方現行モデルの販売は大苦戦【ディーラーの声を聞いてみた】
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
すでに北米では発売がスタートしている三菱 新型アウトランダー。日本デビューは2022年度と未だ発売日がハッキリしない状況である。SNSなどでは新型アウトランダーに対する期待値が高いために、ディーラーにも問い合わせが殺到しているハズ。そこで一体三菱ディーラーは現在どのような対応を行なっているのか!? 実際に聞いてみた。
新型アウトランダーの日本仕様はPHEVだけ
2021年2月に北米で発売がスタートした三菱 新型アウトランダー。現在売られているのは2.5リッターエンジンを積んだガソリンモデルである。
現在、日本で売られているのはアウトランダーPHEVだけで、2020年にガソリンモデルは販売終了となっている。それだけに、新型アウトランダーはまずはガソリンモデルから発売されるのでは? との見方もあったが、編集部が掴んだ情報によれば、日本へはガソリンモデルの投入はなく、プラグインハイブリッドモデルだけだという。
ハッキリとした発売時期は不明ながら、2022年度とアナウンスされている状況である。そこで気になるのが、三菱ディーラーではユーザーに対してどのような対応をしているのか? という点である。というのもかなり問い合わせが殺到しているというのだ。
新型アウトランダーPHEVの価格やボディサイズなど具体的な情報を知りたい声多数
筆者は2020年までパジェロを愛用しており、点検で入庫していた都内近郊の三菱ディーラーに今の状況を聞いてみたというワケだ。
ディーラーマン曰く「北米で発売されて以来、新型アウトランダーに関する問い合わせは増加している」という。続けて「特に多いのが価格とボディサイズといった具体的な情報を欲しがるユーザーが多い」と語る。
価格に関しては答えられないが、ボディサイズに関しは北米モデルを参考に、あくまでイメージとして伝えている状況だという。
大反響の反面、現行アウトランダーPHEVの販売が難しい状況に
その一方で苦労している点もあるという。「2022年度発売とアナウンスされているために、現行アウトランダーPHEVを勧めにくい状況である」とも語っていた。
確かに新型モデルのデザインが判明しており、ざっくりではあるが発売時期も判明しているとあれば、ユーザー的には新型モデルの登場を待つというのは至極当然ではある。だが、ディーラーにはそれぞれ販売ノルマなどがあるため、かなり頭を悩ませてるという。
現行アウトランダーPHEVも十二分にいいクルマであり、だからこそ新型アウトランダーPHEVの一早い発売に期待したいところだ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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