日産がフェアレディZ フルモデルチェンジを公式に示唆|「NISSAN NEXT」でサプライズ

  • 筆者: MOTA編集部
画像ギャラリーはこちら

ゴーンショック以来、いやそれ以前から続く日産の低迷だが、ここへ来て復活の兆しが見えてきた。日産が間接的ではあるが、公式に新型フェアレディZを投入することを明らかにしたのだ!

>>2021年デビュー!? 初披露された新型フェアレディZを画像で見る

目次[開く][閉じる]
  1. 2020年9月16日情報更新! 遂に発表!
  2. 「NISSAN NEXT From A to Z」ん、Aから・・・Z!?
  3. オオトリはやっぱり「Z」だった
  4. S30型初代Zをモチーフにした原点回帰のデザインに注目

2020年9月16日情報更新! 遂に発表!

▼最新情報は以下のリンクをご覧ください▼

「NISSAN NEXT From A to Z」ん、Aから・・・Z!?

2020年5月28日に行われた記者会見、日産自動車 2020-2023年度事業構造改革計画「NISSAN NEXT」(日産自動車 2023年度までの4か年計画)において日産は、今後18か月の間に12の新型車を投入すると発表した。

さらに会見で流された映像には「NISSAN NEXT From A to Z」の文字と共に大小さまざまな12台のシルエットが次々と映し出され次期モデルを示唆するなど、期待を持たせる演出も。

背景にはAから順にアルファベット1文字が配され、その前の暗がりを1台、また1台と駆け抜けていく。それぞれ1台1台気になるところだが、何よりも息をのんだのが、最後に現れた“Z”の文字だった。

日本軽視の声に応えた!? 日本の位置付けを格上げに

会見では日産のコアマーケット(主要市場)として、中国、北米、そして日本を挙げた。

日本の企業であるはずの日産だが、ここ数年国内に登場した新型車(フルモデルチェンジ)は軽自動車のみ。その他は従来モデルの大幅改良などで乗り切っており、「日本軽視」との声も強かった。

そこで、これまでのカルロス・ゴーン氏主導による強硬な全世界市場への拡大主義をいったん収め、まずコアマーケットの成長機会を促進。欧州やラテンアメリカ、ASEANについては、それぞれを得意とするルノーや三菱のアライアンス企業との持続可能な成長を実現させる戦略とした。

オオトリはやっぱり「Z」だった

話を冒頭の12台に戻すと…SUVやピックアップトラック、コンパクトカーに至るまで、様々なニューモデル(のシルエット)が次々映されてきたが、最後に現れたのは明らかにそれまでとは違う流麗なフォルム。

おおっ、こりゃ誰がどう見たってあの“Z”だ。

振り返れば2002年、カルロス・ゴーンCOO(当時)が当時の日産リバイバルプランの象徴として復活を宣言したのが、現行型のひとつ前、Z33型のフェアレディZだった。

あれから20年弱、再び日産復活の象徴としてZが扱われているのが興味深い。

S30型初代Zをモチーフにした原点回帰のデザインに注目

丸いヘッドライトを模した円形のLEDデイタイムランニングライトや、ロングノーズ&ショートデッキのフォルムなど、1969年登場の初代フェアレディZ(S30型)のモチーフが随所にみられる。こりゃオジサン泣かせの格好良さ。

噂ばかりが先行していた2021年登場の新型フェアレディZ(Z35型!?)の姿が、シルエットだけとはいえ明らかにされたのだった。

正式な発売時期や搭載されるエンジン形式など、会見では全く情報が明かされなかった新型フェアレディZ。しかし少なくともこの先18か月以内には登場する見込みだ。今はとにかく続報を待つしかないだろう。

[筆者:MOTA編集部]

>> 日産 フェアレディZ 50年の歴史と、新型Zの画像をもっと見る

日産、三菱、ルノーがアライアンス強化へ

日産/フェアレディZ
日産 フェアレディZカタログを見る
新車価格:
539.9万円920万円
中古価格:
45万円2,830万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 フェアレディZの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 フェアレディZのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 フェアレディZの中古車検索 日産の記事一覧 日産 フェアレディZの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 フェアレディZのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる