交通事故が減ると困る?自動ブレーキ装着を国交省や警察が啓発活動を行わない理由(2/2)

交通事故が減ると困る?自動ブレーキ装着を国交省や警察が啓発活動を行わない理由
交通事故イメージ ムチウチイメージ 衝突回避支援型プリクラッシュセーフティーシステム(PCS) スバル アイサイト スバル アイサイト カメラ認識イメージ スバル アイサイト 国沢氏所有のアウトランダー追突事故直後 画像ギャラリーはこちら

自動ブレーキを普及させた方が社会全体からすれば損は無いハズだが

国沢氏所有のアウトランダー追突事故直後

一方、自動ブレーキはメーカーによっては5万円くらいから設定されている。どう考えたって自動ブレーキを普及させた方が社会全体からすれば損が無い。なのに保険会社は自動ブレーキの大きな割引を行わず、国交省や警察も「必ず装着しましょう!」という啓発を行っていない。なぜだろうと考えてみたら、理由に思い当たった。

軽微な追突事故の場合、加害者&被害者はガマンを強いられるが、それ以外の部門は「大丈夫ですか?」という「呪文」を唱えるだけで儲かる。修理代の値引きだって不要。事故が10分の1になってしまったら、経済活動も10分の1ということです。事故を違う側面から考えると経済活動の一つだということが解った?

次にクルマを買うときは、ぜひ優れた自動ブレーキ付きをすすめておく。

[Text:国沢光宏]

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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