交通事故が減ると困る?自動ブレーキ装着を国交省や警察が啓発活動を行わない理由(2/2)
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- 筆者: 国沢 光宏
自動ブレーキを普及させた方が社会全体からすれば損は無いハズだが
一方、自動ブレーキはメーカーによっては5万円くらいから設定されている。どう考えたって自動ブレーキを普及させた方が社会全体からすれば損が無い。なのに保険会社は自動ブレーキの大きな割引を行わず、国交省や警察も「必ず装着しましょう!」という啓発を行っていない。なぜだろうと考えてみたら、理由に思い当たった。
軽微な追突事故の場合、加害者&被害者はガマンを強いられるが、それ以外の部門は「大丈夫ですか?」という「呪文」を唱えるだけで儲かる。修理代の値引きだって不要。事故が10分の1になってしまったら、経済活動も10分の1ということです。事故を違う側面から考えると経済活動の一つだということが解った?
次にクルマを買うときは、ぜひ優れた自動ブレーキ付きをすすめておく。
[Text:国沢光宏]
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