【三菱 新型アウトランダーPHEV 後席・荷室解説】内装の質感が大幅に向上しただけでなく、足元空間も広がり快適性が大幅アップ
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
2021年10月28日(木)、三菱 新型アウトランダーPHEVが先行予約を開始した。2021年2月に北米モデルが発表されて以降、多数の注目を集めていたモデルだが、国内モデルはPHEV専売となり2021年12月16日(木)より、発売開始される。ここでは、そんな新型アウトランダーPHEVの後席・荷室周りにクローズアップしてチェックしていく。
待望の7人乗り仕様も登場した新型アウトランダーPHEV
三菱 新型アウトランダーPHEVは、スタイリング、走行性能、上質な室内空間の3点を特徴として、全方位で大きく進化した。
室内空間では、上質な座り心地を追求したシート、視認性と操作性に優れる液晶メーターディスプレイ、スマートフォンのワイヤレス充電機能を新採用するほか、新型では新たに3列7人乗り仕様も設定する。
価格(消費税込)は462万1100~532万700円。
ボディサイズ拡大に伴い、足下空間はクラストップレベルのスペースを確保
新型アウトランダーPHEVは、ボディサイズが全長4710mm×全幅1860mm×全高1745mm、ホイールベース2705mmで、先代アウトランダーPHEVから全長+15mm、全幅は60mmワイドに、全高は35mm高くなった。
足元空間の拡大や、シートヒーターやUSBポートなどの装備も充実して快適な後席
ボディ延長分は後席のスペースに充てられており、足下空間はクラストップレベルのスペースを確保。さらにリヤシートはリクライニングも可能となる。
中央のシートは、倒すとカップホルダー付きのアームレストとしても使用可能。さらにカップホルダーはドアポケットにもあり、左右に1つずつと、2列目シートだけで全4つ設置されている。また、後席ドアウインドウには手動式のサンシェードも備わる。
さらに、リヤシートにはシートヒーターも標準装備され、センターコンソール裏側に後席用のエアコン吹き出し口、温度調整パネルと共にシートヒータースイッチが備わる。
このセンターコンソール裏側の下段には、タイプAとタイプCそれぞれ1つずつのUSBポートも備わり、後席でもスマホやタブレットなどの充電が可能と嬉しい仕様となっている。
新型アウトランダーPHEVでは、ミドルサイズSUVのPHEVモデルでは数少ないサードシートを採用した3列7人乗りレイアウトも設定している。
3列目シートは、大人が乗るには膝を抱えるような姿勢となってしまい、長時間の乗車には向いていないものの、稀に多人数乗車が発生するシーンなどが想定できるユーザーにとっては貴重な存在だ。
大容量の荷室スペース
新型アウトランダーPHEVの荷室は、3列目まで使用すると容量は最大284リットルで、小型のスーツケースが3個積めるくらいのスペース。3列目シートを床下格納すると、最大646リットルまで容量は拡大する。
さらに、2列目シートは4:2:4分割で倒れ、2列目シートも倒すと最大1390リットルもの広大なスペースが生まれる。そのほか、荷室の横部分には、1500Wのコンセントが、テールゲートには足の動作で開閉できるエレクトリックテールゲートも標準装備となっている。
ここまで新型アウトランダーPHEVの後席・荷室を紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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