autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート MINI 2018年モデル国内試乗|すべてに輝く個性アリ、MINIの走りに酔いしれよ!

試乗レポート 2018/6/20 17:54

MINI 2018年モデル国内試乗|すべてに輝く個性アリ、MINIの走りに酔いしれよ!(1/2)

マイナーチェンジしたMINIクーパーシリーズとまるも氏
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マイナーチェンジは見た目だけじゃない、大人が遊べるミニ誕生

MINI クーパー 3ドア

まるで高度な間違い探し。周囲をウロウロと見回しても答えが確信できず、「いったいどこが変わったんでしょう?」と聞かずにはいられないほど。

マイナーチェンジした新しいMINIの外観は、どこからどう見てもMINIそのものだ。少し変わったかなと感じるのは、その佇まいがやや大人っぽく、上質感を漂わせるような印象になっていること。従来型より大きくなったヘッドライトはとくにその印象を強くするのに一役買っており、LEDのデイライト・ランニングが標準装備されたことで、よりクッキリとした丸目が存在感たっぷりだ。

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MINI クーパーS コンバーチブルMINI クーパー 3ドア

リアに回ると、違いがわかりやすくてMINIらしい遊び心も感じさせてくれるのは、英国の国旗「ユニオンジャック」をデザインモチーフとしたテールライト。もちろん、クラシック・ミニの故郷を意識したものだが、そのこだわりがものすごい。

実は試乗日にBMW広報担当者に聞くまで気が付かずに生きてきた自分が恥ずかしいのだが、ユニオンジャックはよく見ると左右非対称。それをMINIのテールライトも忠実に再現しており、もしかするとテールライトのデザインが左右非対称となるクルマは世界初なのでは!?ということだった。パッと見ただけではよくわからないので、ぜひじっくりと見比べてみてほしい。

MINI クーパー 3ドアMINI クーパー 3ドア

けれど、こうした遊び心の中にもこだわりや本物感を追求している姿勢が、今回の新しいMINI全体に通じる肝ではないかと感じる。パワートレーンでも、これまでMINI ONEに搭載されてきた1.2リッターエンジンが1.5リッター直列3気筒ツインパワー・ターボエンジンに変更されたほか、トランスミッションには6速MTと6速ATに加えて新開発の7速DCT、8速スポーツATがラインアップ。

ガソリンの他にディーゼルの2.0リッター直列4気筒ツインパワー・ターボも引き続き健在で、3ドア、5ドア、コンバーチブルにジョン・クーパー・ワークス(JCW)とボディタイプも豊富に用意されるのは、できる限りユーザーの要望に応え、満足度を高めたいというメーカー努力の表れだと感心せずにいられない。

これぞMINI!まずは3ドアに試乗

MINI クーパー 3ドア

そんな新しいMINIを、まずは3ドアのクーパー、7速DCTモデルから試乗した。

MINI クーパー 3ドアMINI クーパー 3ドア

1.5リッターエンジンは3気筒とは思えない落ち着いた上質感と、元気の良さが混在しながら加速していく。わずか1480回転で最大トルク220Nmを押し出すため、街中での頻繁な加減速でも余裕たっぷりといった感覚だ。

驚いたのは、7速DCTがATとほとんど遜色のない滑らかさを引き出してくれること。減速しようとアクセルを戻しかけて、やっぱり再加速する、なんていうカックンとショックが出そうな場面でも、レスポンスよく反応してくれるので違和感がなく気持ちいい。

同じクーパー3ドアのMTモデルよりも、7速DCTモデルは車両重量が50kgほど重い1240kgになることもあって、直線を走っているとガッシリと4輪が路面に食いついている感覚が常にある。でも重さがネガティブ要素になることはなく、コーナーではクイクイと小気味よく鼻先を変えてくれる感覚は、まさにMINI伝統のゴーカート・フィーリング。パワートレーンや重量が変わっても、これだけ滑らかな加速フィールを手にしながら、その「らしさ」を失わないところがさすがだ。

山道の登りに差し掛かり、強めに踏み込んで5000回転を超えてくると、ちょっと音と振動が大きめになる3気筒感が顔を出すが、むしろ楽しさの方が勝る。助手席にも乗ってみると、乗り心地はお世辞にもフラットとは言えないけれど、決して不快ではないところもMINIの不思議な魅力だろう。

大人が遊べる5ドア!ディーゼルの加速感が魅力

MINI クーパーD 5ドア

次は2.0リッター直列3気筒ディーゼル+6速ATを搭載する、クーパーD 5ドア。

MINI クーパーD 5ドアMINI クーパーD 5ドア

車両重量はさらに立派になって、1280kgだ。そのためかこちらは、走り出しからやや重厚感が強めで、それが大人っぽい乗り味を演出しているように感じる。

最高出力は116psと、今回のラインアップではワンの102psに次いでマイルドになるが、最大トルクは270Nm/1750~2250rpmと強大。ちょっと足をペダルにのせているくらいの感覚でも、悠々とした加速フィールが続いていく。

回転が上がれば、ディーゼル特有のパタパタとした音も聞こえなくはないが、やっぱりグイグイと盛り上がる加速の楽しさの方が上。タイトコーナーではイン側にしっかりと荷重がかかりながら駆け抜けていける感覚で、先ほどのクーパーよりもスポーティな走りが味わえる。

ゴーカートよりちょっと大人な、ジムカーナ・フィーリングといったところだろうか。

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