ミニ ミニワン CVT 試乗レポート
- 筆者: 西沢 ひろみ
- カメラマン:芳賀元昌
CVTはローバー100のZF製がベース。仕上がりはBMWらしいクオリティが伺える。
3月2日「ミニの日」から発売が始まった新型ミニは、すでに3000台余りの受注が入り、予想通りの人気ぶりだ。立ち上がりの受注内容はクーパーのCVTが50%強を占めているけれども、国内市場の動向を考えると今後はミニワンのCVT仕様が主力になっていくだろう。
ミニにとって、BMWにとって初採用となるCVTはステップトロニック付。通常のオートマチックモードに加えて、6速セミオートマが楽しめるものだ。乗ってみると、CVTの欠点ともいえるエンジン回転が中速域で一定する不快感が解消されているため、ATと大きく違わないフィーリングが得られる。クリープも装着され、扱いやすい印象だ。レッドゾーンはMTよりも低い5500rpmの設定だが、アクセルをグイグイ踏めば6000rpmまで吹き上がり、元気のいい加速感を味わわせてくれる。特に低速域は、トルクが薄く感じるMTに比べるとグンと乗りやすい。気になるのは、中高速域からのブレーキング。停止直前にシフトダウンのショックが残るのだ。
押すとダウン、引くとアップするBMW流のステップトロニックは、スポーティな走りを満喫するための機構。だが、シフトアップ/ダウンが滑らかすぎて、 MT感覚の小気味よさが薄く感じてしまう。他メーカーと逆のシフト操作もとまどいがち。クーパーには必需品と思われるが、ミニワンはオートマチックモードだけでもよかった気がする。
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