メルセデス・ベンツ V350L 試乗レポート/桂伸一(2/3)
- 筆者: 桂 伸一
- カメラマン:茂呂幸正
セカンド、サードシートはまさに極上のプレミアシート!
フロントマスクは、ラジエターグリルのスリットを4枚から3枚に変更。メッシュタイプのフィン一枚の面積が大きく、印象として力強く見せる。バイキセノン・ヘッドライトのギラギラした目つきとともに精悍な面構えは、いわゆる“SLマスク”である。
シートはデザインや生地の変更に加えて、長いスライド量や、リクライニング機構、セカンド、サードともにすべてが取り外し可能であり、シートアレンジの多彩さには目を見張るものがある。
特に左右で独立したセカンドシートは、後方にスライドするとまさに国際線ビジネスクラスのゆとりのスペースが完成。クルマの室内とは思えないゴージャスな気分に浸れる。さらにスライド式センターコンソールからは分割式テーブルが登場。オフィスにも早変わりする。
さらにセカンドシートを反転することでサードシートとの対座も可能。サードシートは1対2の分割式で片側のみの可倒も可能。シート1脚は異常なほど重いため、着脱には注意が必要。2脚はふたり掛りでようやく持ち上がる、という重量。リヤシートすべてを外すと長さ2400mmの長大なカーゴスペースが生まれる。
言うまでもないがこのクルマはセカンド、サードシートこそがプレミアシートだ。試乗がてら東京から一路「仙台」へと向かうのだが、ともかく“後ろ”が快適快適・・。座面の張りが強く、体を変形させずにサポートする硬いシートが、ロングドライブでも疲労感が少ない。
一方ドライバーズシートは、まずチルト&テレスコピック機能により、上から見下ろすアップライトな着座姿勢ながら、ステアリングやペダル類の位置関係はセダン並に整えることができる。
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