【比較】マツダ 新型デミオ クリーンディーゼル vs ホンダ フィットハイブリッド どっちが買い!?徹底比較(2/3)

【比較】マツダ 新型デミオ クリーンディーゼル vs ホンダ フィットハイブリッド どっちが買い!?徹底比較
マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) 画像ギャラリーはこちら

新型デミオ vs フィットハイブリッド -インテリア対決-

マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)ホンダ フィットハイブリッドホンダ フィットハイブリッド

内装の質感は、新型デミオ、フィットハイブリッドともにコンパクトカーとしてはどちらも上質だ。

優劣を付ければ新型デミオが勝るが、見た人の好みで判断が変わる程度の違いになる。メーターの視認性は同程度だが、エアコンのスイッチはフィットハイブリッドが少し高い位置に装着されており、操作性が向上している。

フロントシートについては、フィットハイブリッドもコンパクトカーでは十分なサイズで座り心地も柔軟だが、新型デミオは“さらに快適”だ。体がやや深く沈んだところでしっかりと支えてくれ、肩まわりのサポート性も良い。

アクセラのシートと基本骨格が共通化されており、コンパクトカーでありながらミドルサイズハッチバック並の座り心地を実現させている。

インパネの造り、フロントシートの座り心地ともに新型デミオが勝る。

マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)ホンダ フィットハイブリッド

一方、リアシートは逆の結果となり、新型デミオは窮屈でフィットハイブリッドのほうが快適だ。

最も分かりやすい相違点は、リアシートの足元空間だろう。身長170cmの大人4名が乗車したと想定して、新型デミオのリアシートに座る同乗者の膝先空間は握りコブシ1つ分。対するフィットハイブリッドは倍以上の握りコブシ2つ少々のスペースを確保する。

さらにフィットハイブリッドの全高は新型デミオを25mm上まわり、リアゲートもあまり寝かせていない。そのために着座位置が適度で、新型デミオのような腰が落ち込む座り方ではない。座面の奥行寸法にも余裕を持たせ、頭上空間も握りコブシが1つ収まって新型デミオよりも余裕を感じる。

フィットハイブリッドのリアシートは、全高が1,550mm以下のコンパクトカーのなかでは「日産 ノート」に次ぐ快適さだ。新型デミオも座面と背もたれには相応のボリュームを持たせたが、頭上と足元が狭いために快適とはいえない。

新型デミオを選ぶ時に特に注意したいのは、リアシートへ座った際の“視覚的な閉鎖感”が強いことだ。リアシートに座るとフロントシートとの間隔が狭く、前述のようにフロントシートのサイズがタップリしているから、圧迫感がますます強まる。ウェッジシェイプのデザインによってサイドウィンドウの下端も高いから、周囲の風景も良く見えない。

実際に筆者も新型デミオ プロトタイプのリアシートに座って移動してみたが、クルマ酔いを誘発しやすいタイプと感じた。

ホンダ フィットハイブリッドホンダ フィットハイブリッド

そして、ラゲッジの使い勝手もフィットハイブリッドの圧勝だ。

ハイブリッドとあって駆動用のリチウムイオン電池をラゲッジルームの下側に搭載するが、燃料タンクをフロントシート下に設置した効果もあって荷室の床が低い。

そしてリアシートは床面へ落とし込むように畳めるため、背の高い荷物も積みやすい。

さらにリアシートを左右ともに畳むと、ボックス状の空間に変更することが出来る。フィットハイブリッドの広いラゲッジ空間は初代フィットからの特徴で、現行フィットはホイールベースの拡大によってリアシートの足元も広げたから、ファミリーユースを含めて実用性が大幅に向上した。

マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)

対する新型デミオもホイールベースを80mm伸ばしたが、フロントシートよりも前側の寸法を拡大しているので、リアシートの足元空間はあまり広がっていない。

それでもアクセル/ブレーキペダルの位置を右側へ20mm寄せるなど、運転姿勢は最適化された。ドライバーの位置が前後輪の中央に近づいたことで、クルマとの一体感も得やすい。

つまり、新型デミオはフロントシート、特にドライバーを徹底的に重視して開発され、フィットハイブリッドは、リアシートとラゲッジルームも大切にしている。力の入れ方が異なるわけだ。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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