マツダの屋台骨「アクセラ」大改良!多岐にわたる改良と新技術搭載でどう変わったのか(1/4)

マツダの屋台骨「アクセラ」大改良!多岐にわたる改良と新技術搭載でどう変わったのか
マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル) 画像ギャラリーはこちら

「マイナーチェンジで商品力をどこまで向上できるか」に挑んだ

マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル)マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル)

クルマ造りを新しくするモデルチェンジは、大きく2種類に分かれる。車両全体を造り替えて型式も変更するフルモデルチェンジと、規模の小さなマイナーチェンジや一部改良だ。

後者はフルモデルチェンジに比べると地味で、売れ行きが大幅に増えることも稀だ。対応の仕方もそれぞれのケースで異なる。しかし、売れ行きを落とさずに販売を維持する上では大切な改良になる。

新型車が発売されて多くのユーザーに使われると、開発段階では想定されなかった不満がユーザーから上がってきたり、メーカーやディーラーが気付くことも多い。また新しいエンジンやメカニズムが開発され、それをマイナーチェンジや一部改良で採用することもある。「マイナーチェンジで商品力をどこまで向上できるか」は、メーカー姿勢を示す指標にもなり得る。

その意味で注目されるのが、2016年7月14日に行われたアクセラのマイナーチェンジだ(メーカーは大幅改良と呼んでいる)。詳細は発表当日に掲載された「新技術/GVCを搭載したアクセラを発売」で述べた通りで、外観ではフロントマスクとリアビュー、内装ではインパネの形状やメーターの視認性を改めた。

エンジンはすべて直列4気筒で、2リッターのガソリンエンジンを廃止する一方、販売店を含めてニーズの高かった1.5リッターのクリーンディーゼルターボを加えた。

従ってエンジンの組み合わせも変更され、5ドアボディのアクセラスポーツは1.5リッターのガソリン、1.5リッターと2.2リッターのディーゼルを用意する。アクセラセダンは1.5リッターのガソリン、2.2リッターのディーゼル、2リッターのハイブリッドという構成だ。

>>ビッグチェンジした「アクセラ」写真でチェック(画像118枚)

MCとは思えない多岐にわたる改良

マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル)マツダ 新型アクセラ(2016MCモデル)

ディーゼルには静粛性や滑らかさを向上する工夫を施し、ショックアブソーバーなど足まわりの変更も施した。さらにエンジン出力を微調節して車両の安定性や操舵感を向上させる「G-Vectoring Control(Gベクタリングコントロール)」も採用している。

緊急自動ブレーキを作動できる安全装備は、新たに「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」を採用。センサーを赤外線レーザーから単眼カメラに変更し、車両だけでなく歩行者の検知も可能にした。作動速度域は時速80km以下になる。

なお、グレードに応じて超音波センサーを使った後退用の「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」、高速域で車両に対する追突を防止したり車間距離を自動制御できる「スマート・ブレーキ・サポート&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」も装着可能だ。道路標識をカラー化されたアクティブドライビングディスプレイに表示する機能も採用した。

このように見ると改良点は多岐にわたる。そこで実際に試乗してみた。

>>ビッグチェンジした「アクセラ」写真でチェック(画像118枚)

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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