マツダ 新型アクセラ スカイアクティブ 新型車解説(2/3)

  • 筆者: 松下 宏
  • カメラマン:マツダ株式会社
マツダ 新型アクセラ スカイアクティブ 新型車解説
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新型アクセラ スカイアクティブのキモは「全域ロックアップ」の6速AT!

今回のマイナーチェンジの肝となるのは新しいパワートレーンだ。

マツダ 新型 アクセラ SKYACTIV-G 2.0 直噴エンジンマツダ 新型 アクセラ SKYACTIV-DRIVE 6速AT

2リッターエンジンを「SKYACTIV-G 2.0」へ変更したほか、「SKYACTIV-DRIVE」の電子制御6速ATを搭載し、走りのパフォーマンスと燃費を大きく向上させてきた。

新しい2リッターエンジンは、機械抵抗やポンピングロスなどを徹底して低減すると同時に、燃料噴射装置の改良、ピストン形状の変更、デュアルS-VT(シーケンシャル・バルブタイミング機構)の採用などによって効率を高めている。

今回はマイナーチェンジなので排気系にも手を加える本格的なSKYACTIVにはなっていないが、従来の2リッター直噴エンジンが「11.2」という圧縮比であったのに対し、新型アクセラのSKYACTIV-Gは「12.0」まで高められた。

デミオSKYACTIVの「14.0」には及ばないが、一般的なガソリン車に比べたら十分に高い圧縮比であり、これも効率の良さにつながっている。

動力性能は従来の2リッター直噴エンジンが[110kW/186N・m]だったのに対し、SKYACTIVの2.0は[113kW/194N・m]へと向上させた。特に全域でのトルク向上がポイントだ。

デミオ スカイアクティブでは動力性能を抑えることで燃費を向上させた面もあったが、アクセラ スカイアクティブではマツダ車らしいズームズームな走りを向上させながら、燃費の良さを追求している。

燃費はエンジンだけでなく、今回が初搭載となるSKYACTIV-DRIVEの電子制御6速ATとの組み合わせなどによって達成された。

この新ATはコンパクトなトルクコンバーターをほとんど全域でロックアップさせることで、優れた伝達効率を実現している。

アクセルを踏み込むと、エンジンの回転が上昇するのと並行して車速が上がっていく感覚で、これまでのタイムラグのあるATとは違ったクイックな変速感覚とダイレクト感のある走りとなっている。

そして、その伝達効率の良さは当然ながら燃費にも貢献する。グレード(装着タイヤ)による違いもあるが、最も燃費の良いグレードでは10・15モードで「20.0km/L」、JC08モードで「17.2km/L」を達成した。2リッターのガソリン車としては相当に良い数値だ。

そして、パワートレーン以外に目に見えない部分の改良もしっかり行われている。床下のフロアトンネル回りの結合構造を変更したり溶接方法を変更することで、ボディ剛性を向上させている。

このしっかりしたボディが、乗り心地の良さへと繋がっている。

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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