マツダ 新型アクセラ 新型車解説(1/3)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:原田 淳
アイドリングストップ機能を搭載した「エコ・スポーツ」カー、2代目アクセラが誕生!
マツダ アクセラが6年ぶりのフルモデルチェンジを行った。初代アクセラがデビューしたのは2003年。価格と走行性能のグッドバランスから、若者層を中心に熱い指示を受けており、マツダの総販売台数の3分の1を占める人気車種にまで成長。
マツダが、ドイツをはじめとする欧州各地においてそれなりの高い評価を獲得していることをみなさんはご存知だろうか。その証拠に、アクセラは世界100ヶ国以上で200万台を販売し、おまけに96もの賞を受賞するなど、その評価たるや、もの凄いものなのだ。
今回の新型で2代目となるアクセラは、スポーツが5グレード、セダンが4グレードのラインナップで迎える。その新型アクセラだが、全長・全幅に若干の拡大が図られ、先代よりもボリュームは感じるものの、従来から持つ“速さ”、“機敏さ”といった印象は色褪せることなく、さらなる流麗なスタイリングを披露している。
動力面においては、先代同様の1.5Lと2.0L、それにマツダ スポーツアクセラの2.3Lはそのまま続投。しかし、今回から1.5L車のトランスミッションにCVTを搭載するなど、ライバルに負けじと環境路線まっしぐらといったスタンスを採っているのもトピックスの一つだ。
その環境路線の一番の担い手となるのは、2.0L 2WD車に標準装備される、マツダ独自のアイドリングストップ機構“i-stop”である。
実は今回からマツダは“エコ・スポーツ”という言葉を掲げているのだが、この新型アクセラがまさにそれに当たるわけだ。デザインと走り、さらに環境性能も追求させるというそのアクションは、先代アクセラより10・15モードで2.0L FF車が約15%、そして1.5Lが5%の向上を実現させている。
それでは早速デザインから見て行くことにしよう。
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