話題のレクサス 新型NXと人気のトヨタ ハリアー、デザインや内装など何が違う?【人気SUV 内外装比較】

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レクサスの売れ筋SUVであるNXが2021年10月7日(木)、フルモデルチェンジを果たした。デザインを刷新し、豊富なパワートレインを取り揃え、次世代レクサスの第1弾モデルとして登場し注目の新型NXだが、プラットフォームはこちらも登場から高い人気のトヨタ 新型ハリアーと共有しており、この2台は兄弟車にあたる。今回は、そんな注目のミドルサイズSUV2台の内外装の違いを写真ととも比較していく!

目次[開く][閉じる]
  1. レクサスとトヨタの人気ミドルサイズSUV比較
  2. 外観は、全体的に塊感を強調した新型NX、スタイリッシュなクーペフォルムのハリアー
  3. 新型NXはドライバー側に向けられたコックピット、ハリアーはスマートなデザイン

レクサスとトヨタの人気ミドルサイズSUV比較

レクサスのミドルサイズSUVとして高い人気を誇るNXが、モデル初となるフルモデルチェンジを行った。

パワートレインには、2.5リッターNAエンジンや新開発の2.4リッターターボエンジンのほか、従来同様に主力となるハイブリッドモデル、そしてレクサス初のプラグインハイブリッド(PHEV)も新設定するなど豊富なランナップを用意する。価格(消費税込)は455万円~738万円。

トヨタ 新型ハリアーは、2020年6月にフルモデルチェンジ。コロナ禍の真っただ中でのデビューにもかかわらず、2021年上半期(1月~6月)でも4万8271台(月平均8045台)を売り、販売ランキングでは堂々の5位にランクインするなど登場から高い人気を誇っている。

パワートレインには、2リッターNAと、2.5リッターハイブリッドを用意する。価格は299万円~504万円(消費税込)。

外観は、全体的に塊感を強調した新型NX、スタイリッシュなクーペフォルムのハリアー

新型NXのボディサイズは、全長4660mm×全幅1865mm×全高1640mm、ホイールベース2690mm。対するハリアーのボディサイズは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmと、全長がNXより長く、全幅と全高は同等となっている。

新型NXの外観はグリル面を垂直に立てながら、ボンネットフードをフロント先端間際まで伸ばし、塊感を強化。

レクサスの共通アイコンであるスピンドルグリルでは、メッキ枠を廃止し、塊の存在感を強調することで、シンプルな構成と軽量化を実現。グリルパターンは、立体感のある縦長U字形ブロックを採用し、下部にはスリット状の開口を設け、冷却性能を向上させるとともに、SUVに相応しい力強さを演出。

バックドア中央に配置されたブランドマークは、次世代レクサスの第1弾モデルとして、従来のL字ロゴから新たなLEXUSロゴに刷新している。

ハリアーの外観は、スタイリッシュかつたくましいシルエットの流麗なクーペフォルム。

フロントグリルからヘッドランプへと流れるような連続性のあるデザインに、グリル下部ではメッキを連続させ、薄型のヘッドライトと相まって、シャープな印象を際立たせたフロントビューとなる。

リア回りは、新型NX同様、ハリアーも横一文字に光るテールランプのデザインを採用するが、こちらは先代から引き継ぐもの。現行モデルは、先代より細く水平基調なデザインとなり、シャープな印象となった。さらにリア上部に光るストップランプは、左右にのび、水平基調を強調している。

新型NXはドライバー側に向けられたコックピット、ハリアーはスマートなデザイン

新型NXでは、市販モデル初となる新コックピット思想「Tazuna Concept」を採用する。これは、人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを高度に連携させ、視線移動や煩雑なスイッチ操作をすることなく、運転に集中しながら各種機能の制御が可能な空間を思想としている。

インパネデザインは、センターの大型ディスプレイがまず目をひく。パネル面がドライバー側に向いており、視認性は高い。操作系も一新され、手元操作とボイスコマンドにより、視線移動させずに機能や表示の切り替えが可能となっている。

新型NX250では、9.8インチのディスプレイオーディオが標準装備。

運転席・助手席8wayパワーシートは全車標準装備だが、運転席オートスライドアウェイやリターンメモリー機能、シートヒーターの設定は無し。

ステアリングヒーターは採用されないものの、本革ステアリングが備わり、全ドアワンタッチ式パワーウインドウ、レクサスNXプレミアムサウンドシステムも全車標準装備。ムーンルーフ、パノラマルーフ、ヘッドアップディスプレイはオプションとなる。

ハリアーは、ナビを上方へ押し出し、スイッチ類を中央に集めたことでスマートなインパネデザイン。「馬の鞍」をイメージしたセンターコンソールは、幅広く立体感を持たせており、上質な革で表皮を覆っている。また曲木(まげき)に着想した「ウッド調加飾」やつなぎ目部分にアクセントを加える「パイピング加飾」を随所に配し、上質感を演出している。

インパネから左右のドアトリムにかけて、水平基調・左右対称を強く意識した作りとなり、すっきりとした印象を与える。

ハリアーは、12.3インチのT-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステムが標準装備。

Zレザーパッケージ ハイブリッドでは、運転席8way、助手席4wayパワーシートで、運転席オートスライドアウェイ、ポジションメモリー、ステアリングヒーターのほか、運転席と助手席に快適温熱シート+シートベンチレーションが標準装備。前後方自動録画機能がついたデジタルインナーミラーが装備されるのもハリアーの特徴。

イルミネーテッドエントリーシステム、カラーヘッドアップディスプレイが標準装備で、調光パノラマルーフはオプション設定されている。

新型NXのシートアレンジは後席が6:4分割可倒式シートで、リクライニングも可能。

ラゲッジは5人乗車時でも520リットルの容量があり、倒せば1411リットルに拡大。床下収納があり、デッキボードは折り畳んで間仕切りにしたり、フレキシブルに使えます。ハンズフリーパワーバックドアも全車標準装備となる。

対する新型ハリアーは、シートアレンジは後席が6:4分割可倒式で、手動操作のみとなる。ラゲッジは新型NXとほぼ同等の容量で、デッキボードの折りたたみなどはできないが、浅めの床下収納も備わる。ハンズフリーパワーバックドアも標準装備。

ここまで新型NXとハリアーの内外装を比較してきたが、特に両車の細部のデザインなどは、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。

レクサス/NX
レクサス NXカタログを見る
新車価格:
485万円772.5万円
中古価格:
168.5万円864.1万円
トヨタ/ハリアー
トヨタ ハリアーカタログを見る
新車価格:
312.8万円620万円
中古価格:
57.8万円702.1万円

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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