“Fスポーツ+”北米向けは日本と異なる2種類の仕様を設定!「レクサス LS Fスポーツ」【NYショー2017】

  • 筆者: 山本 シンヤ
  • カメラマン:山本シンヤ/レクサスインターナショナル
“Fスポーツ+”北米向けは日本と異なる2種類の仕様を設定!「レクサス LS Fスポーツ」【NYショー2017】
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1月のデトロイトショーでV6 3.5リッターツインターボのLS500、3月のジュネーブショーでV6 3.5リッター+モーターを搭載したマルチハイブリッドのLS500hをお披露目したレクサスのフラッグシップだが、チーフエンジニアの旭利夫氏は「次のモーターショー(=ニューヨークショー)もご期待ください」と語った。

それがLS500/LS500hに設定されるスポーティグレード“Fスポーツ”だ。

レクサス LS Fスポーツ
レクサス LS Fスポーツ

 Fスポーツをおさらいすると、LFAを頂点とするレクサススポーツの末っ子で、誰でも楽しめることをコンセプトとするモデル。

専用のフットワーク系と内外装が特徴となっており、ほとんどのレクサスモデルに設定され、今や販売比率もノーマルより高い。

先代LSにも2012年のメジャーマイナーチェンジでFスポーツは設定されていたものの、どっちつかずの中途半端なモデルだったのも事実である。

レクサス LS Fスポーツ
レクサス LS Fスポーツ

旭氏「新型は『よりエモーショナル』『よりエキサイティング』がテーマで、ノーマルもフォーマルセダンでありながらもドライバーズカーとして使えるモデルへと仕上げましたが、Fスポーツは更に走りにこだわるモデルとして開発しました」

エクステリアは専用デザインのスピンドルグリルに左右のインテークを拡大したフロントバンパーや、専用デザインのアルミホイールで差別化。ボディの随所に用いられるクロムはブラッククロムに変更され、スポーティさと精緻さを両立させたスタイルに仕上げられている。

そもそも新型LSは低重心の6ライトキャビンのクーペシルエットを採用しているが、Fスポーツが最も似合っているかも!?

レクサス LS Fスポーツ

インテリアは握りにこだわったステアリング、ホールド性にこだわり一部に滑りにくいアルカンターラを採用したシート、そしてLFAの意匠を継承したメータリングスライド機構付きのメーター、そしてアルミを主体とした加飾など、Fスポーツ専用アイテムが随所に奢られている。

レクサス LS Fスポーツ
レクサス LS Fスポーツ

走りの部分に関してはどうだろうか?

旭氏「実はリリースには記載していませんが、北米向けは『Fスポーツ』と『Fスポーツ+』と言う二つの仕様を設定します」

Fスポーツは専用セットアップのAVSと前後異径タイヤ(フロント:245/45R20、リア:275/40R20)、アクティブスタビライザー、専用ブレーキシステムなどを採用。

Fスポーツ+はこれらに加えてVGRS(可変ギアレシオのステアリング)/EPS(電動パワステ)/DRS(リアステア)を統合制御するレクサスダイナミックハンドリング(LDH)をプラス。LDHはすでに他のレクサスモデルにも採用されるが、アクティブスタビライザーとの組み合わせは初となる。

旭氏「先代にもアクティブスタビライザーを採用していましたが、どちらかと言うとハンドリングのネガを消す手法として用いていましたが、新型はGA-Lプラットフォーム採用で基本性能が飛躍的にアップしていますので、より走りに振った使い方で、ロールを抑えサイズを感じさせないハンドリングとLSらしい乗り心地を両立させています」

ちなみに他の仕向け地は1仕様のみの設定で、北米仕様のFスポーツ+をFスポーツとして販売するそうだ。

車両概要が徐々に明らかになってきた新型LSだが、注目の「様々な先見的な先進技術」に関してのお披露目は今回も無し。どうやら、正式発売前にもう1回、何らかのお披露目があるかも!?

[TEXT:山本シンヤ]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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