キャデラックの新たなフラッグシップセダン「CT6」が、ついに日本上陸!

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キャデラックの新たなフラッグシップセダン「CT6」が、ついに日本上陸!
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昨年、2015年4月にニューヨークモーターショーで世界初公開となったラグジュアリーセダン「キャデラック CT6」が、2016年9月にいよいよ日本でも発売されることとなった。

日本で発売される仕様は、3.6リッター V6 DOHCエンジンを搭載した「キャデラック CT6 セダン プラチナム」1グレードのみで、価格は998万円(税込)。

ゼネラルモーターズ・ジャパンは、昨年のニューヨークモーターショーにおけるワールドプレミアの際に、日本市場へ「CT6」を導入する計画であることを既に発表していたが、それがようやく実現する形となる。

キャデラック CT6
キャデラック CT6

全長5190mm・全幅1885mm・全高1495mmでLセグメントに属するCT6は、2014年まで販売されていたXTSの実質的な後継車種であり、キャデラックの新たなフラッグシップモデルとなる。

CT6 日本初披露の会場となったのは、東京・舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル。同会場にはキャデラックのチーフマーケティングオフィサーである「ウーベ・エリングハウス」氏が登壇し、CT6の魅力について語った。

キャデラック CT6

同氏によると、キャデラックはCT6のセグメントにおいて、競合となるドイツメーカーのような全てをカバーするクルマではなく「ドライビングを楽しめる」ドライバーズセダンとして差別化を図りたいとする。

そのキーとなるのが、CT6の「車重の軽さ」。

CT6の車重は「1,659kg」と、Lセグメントにおいては驚異的な軽さを誇る。

これは、例えばBMW 7シリーズの最軽量グレードで「1,916kg」、メルセデス・ベンツ Sクラスの最軽量グレードで「2,100kg」という数値を比較すればお分かり頂けるはず。その軽さから生まれるドライバビリティを、他社のラグジュアリーセダンとは異なるキャデラックならではの立ち位置として大事にしたいとする。

ウーベ氏も実際にCT6を運転したことがあると言い、その印象について「(実際の)外観よりも小さいクルマを運転しているような、そんな錯覚を感じた」という。

そこまでの軽量化を実現したのが、CT6に採用された最先端のボディ構造。

ボディ全体の62%にアルミニウムが使われているほか、アルミニウムに加えて13種類の素材を組み込んだアルミ合金アーキテクチャを採用することにより、クラス最軽量の車重を実現している。

キャデラック CT6
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また、ラグジュアリーセダンとしての装備も実に多彩。

CT6で最も際立つ装備が「BOSE Panaray(パナレイ)オーディオシステム」。なんと、CT6では34個ものスピーカーが搭載されており、BOSEがこれまで公共施設やコンサートホールなどのプロフェッショナル分野で培ってきた音響技術が取り入れられている。

その他インテリアでは、後席中央を除く全席に5種類のプログラムから選択できる「マッサージ機能」を装備していることも特長の一つ。さらに、後席は電動でリクライニングが可能なほか、ベンチレーション&ヒーター機能も装備している。

テクノロジー面でも、夜間走行中に前方の人や動物を検知しメーター中央のドライバーインフォメーションセンターに赤外線映像を映し出す「エンハンスドナイトビジョン」や、カメラで前方の歩行者を検知する「フロント歩行者対応ブレーキ」など、先進のセーフティデバイスが搭載されている。

キャデラック CT6

キャデラックの最上級セダンに相応しい実力を備えた「CT6」。

同社ではCT6を「世界のラグジュアリーカーを再定義すべく誕生した一台」とし、発表会においてもドイツ勢とは異なる魅力を持ち合わせていることを度重ねて強調していた。

2020年までにキャデラックでは8車種もの新型車が投入される予定だが、「CT6」はその先駆けとなる。キャデラック期待のフラッグシップは、強固なドイツ 最上級セダンの牙城を果たして崩すことが出来るのかが注目される。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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