富士通テン、市販ナビ初の「地図データ自動更新」機能を備えたイクリプス2014年秋モデルを発売
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イクリプスの最新ナビなら「地図データ更新」の手間は不要!
富士通テン株式会社は、同社のカーナビブランド「ECLIPSE(イクリプス)」の2014年秋モデルとして、通信ユニットを搭載し全国の地図が特別な操作なしに自動で更新される“つながるナビ”「SZシリーズ」など9機種を発表した。発売は11月上旬が予定されている。
地図が自動更新されるカーナビは、市販ナビでは初。自動更新の仕組みとしては、月に1回、富士通クラウドセンターで最新の地図が更新される。クルマのACC(アクセサリー電源)をONにした際に、カーナビが最新の地図があるかを通信(Docomoの3G回線を利用した通信ユニット)でセンターへ確認し、更新された地図データがあればカーナビへダウンロード。地図データ更新についてはダウンロード後直ぐには行わず、ACCをOFFにした際に行われる。地図データは差分なのでダウンロードはおよそ15分程、地図データ更新は5分程度で済むという。
地図データの更新が完了すると、センターから変更点がカーナビへ通知され、画面上で変更内容を確認することもできる。
今回、富士通テンが地図の自動更新など「つながる機能」を充実させた意図としては、カーナビ本来の道を案内するための基盤となる「地図」「検索」情報の鮮度向上にある。特に地図については、『新しい道路が入っていない為に遠回りになった』『更新に手間がかかる』『費用が高い』といった多くの意見をお客様からいただいており、カーナビの基本となる問題についての改善を目指したとしている。
通信費については、2017年10月末までの3年間は無料で、2017年11月以降は2年毎の契約更新でおよそ3万円前後を想定しているという。
価格については全てオープン価格だが、店頭の想定売価については通信ユニットが付属している「SZシリーズ」のうち、9型モニタ搭載の「AVN-SZX04i」が20万円前後、7型ワイドの「AVN-SZ04iW」と7型の「AVN-SZ04i」が12万円前後、通信ユニット非搭載の「Zシリーズ」は、9型モニタの「AVN-ZX04i」が17万円前後、7型ワイドの「AVN-Z04iW」と7型の「AVN-Z04i」は9万円前後が想定されている。
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